2017年12月 3日 (日)

愛岐トンネル群公開に行ったものの

名古屋から中央本線に乗ると、高蔵寺を過ぎるといきなり山の中へと変わります。
定光寺、古虎渓の両駅はトンネルにはさまれた渓谷沿いにあり、周りに人家もまばらで秘境駅の趣もあります。
この区間は電化にあたり新線となりましたが、長い間忘れ去られていた旧線跡を整備、保全するNPOの活動が10年前から行われ、定光寺駅近くから1.7kmを初夏、晩秋に期間限定で公開しています。
初夏はGW期間中で、人出も多いだろうし往復の切符もとりづらいので、晩秋の平日を狙って行ってきました。
1712017681 名古屋行きの夜行バスで出て、時間があるのでまずは多治見駅からバスで20分ほどのさかづき美術館に保存されている東濃鉄道DB181を訪問。
この保存車ほとんど知られていないようで、友の会リストにも載っていません。
Webをご覧になった方からメールでその存在を教えていただきました。
一見どこにでもいた貨車移動機ですが、出自は海軍、内燃機関車として初期のものいう代物です。

1712017695 定光寺駅に着いたのは受付開始9:30の少し前でしたが、すでに50人ほどの行列が出来ていました。
スタート地点の3号トンネル入口には現物大のD51の垂幕が下がっています。
その先の4号トンネル内では蒸機列車の通過音が流れるという仕掛けがありました。
迫り来るブラスト、トンネル内では反響して迫力が増します、機関車に続いて客車の軽やかなジョイント音、最後にガーというエンジン音・・・12系かよ!仕方ないですね、これは。
1712017768 5号トンネルを出たところにはC57191動輪が展示されています。
先ごろアチハの手によって動態復活したD51827を個人で保存されていた方が保管していたものだそうです。
面白いことにこの動輪も動態で、奥に見える自転車を漕ぐと動輪がゆっくり回転します。
手前に見える小さい赤い車輪は距離計で設置以来の走行距離が表示されています。

紅葉も盛りでどんどん人も増えてきて、テントの売店で帰りがけに買おうと思って戻ってきたら大混雑、おいしそうな和菓子、おこわが並んでいたのですがあきらめました。







1712017847 名古屋市内に戻って未訪問だった東山植物園のモノレール保存車へ。
湘南モノレールで実用化されたサフェージュ式のテスト路線として動物園~植物園を結んで地方鉄道として改行、上野動物園モノレールとよく似た境遇ですが、こちらは開業10年目の1974年に廃止、車両は終点の植物園駅に保存されました。
その後園内遊戯施設として小型モノレールのスカイビュートレインが開業、路線の一部は初代モノレール跡に沿っているそうです。
このモノレール保存車を撮影中、足を挫いてしまい痛みが治まらず、上前津の市電単車、白川公園科学館と回るつもりでしたが科学館は割愛。
帰宅後翌日になっても痛みが治まらないので医者に行ったら骨にひびがあるとのことで、人生初のギブス、松葉杖生活になってしまいました。

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2017年11月27日 (月)

山岳夜行

富士急直通などに使われている189系、いよいよ置換えが迫ったようです。
189系の前は165系や115系、さらにその前は低屋根モハ71やモハ72 850番台の山スカ、山ゲタが河口湖行きとして走っていました。
Img_5922a 1954年(昭和29年)発行のハイキングガイドブックの巻末掲載、1960年富士急行に改称する前の富士山麓電鉄の広告です。
東京発直通電車が3本記載されています。
23:33休日前夜
7:30 休日
16:28毎日
河口湖行きでも夜行があったにはちょっと驚きです。
朝のスジは今のホリデー快速よりも早いですが、当時は休日は快速運転していなかったので、中野までも各駅に停まっていたのかもしれません。
Img_5923a 同じ本の小田急と京王の広告。
野猿峠は戦前から京王が紹介していたハイキングコースですが、今では地名だけ残り見る影もありません。
大山ケーブルも復活前です。

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2017年11月25日 (土)

ねこ電

昨日京王レールランドに行くのに、京王に乗るならついでに世田谷線に寄ってゆこう、世田谷線行くならその前に世田谷公園のD51を、と行きがけの駄賃で見てきました。
1711247454 門デフK-7装備のD51272、機関車そのものはあまり変化はないようですが、となりにスケートボード練習場ができていました。









1711247477 公園内にはもう一両D51272がいました。ミニSLが園内を走っているのですが、運転日は土日水のみ、この日はお休み。
以前訪問したときはライブスチームだったのですが、煤煙問題があったのかななかったのか、電動機に置き換えられました。
むさしの村に次ぐ、国内最後の無煙化路線?
今はもう必要ないウォータータンクもそのまま残っていました。

1711247561 世田谷線のお目当ては沿線豪徳寺の招き猫伝説からラッピングされたねこ電。
お目目がきりっとしていて、少々不気味、どうせやるなら夜目が光ったり、バックミラーを招いている前足ぽくするとか、和歌山・岡山のたま電のように耳をつけるとかすれば、もっとねこらしくなるのに、と買勝手な感想。




1711247556 車内は肉球の足型。











1711247555 つり手は招き猫、これは欲しい。
東急ハンズで普通のつり手を販売しているので、これもラインナップに加えてほしいぞ。








1711247575 下高井戸で電車を待っていたら新宿行きが緑のラッピング車で通過。
東急にも緑一色のラッピング出ましたが、けっこうお似合いですね。


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2017年11月24日 (金)

ライト、室内灯点灯

京王レールランドと江戸東京たてもの園に行って来ました。
1711247601 高尾線開通50周年を記念して、保存車クハ5723に当時の装飾を復刻展示しています。
夕方16時になるとヘッドライト、急行灯が点灯、俄然生き生きとしてきます。
11月28日までこの姿で展示、そのあと12月1日から4日まで5000系引退21周年記念展示が予定されています。




1711247663 江戸東京たてもの園は年に数回夜間公開が行われます。
24日から26日まで紅葉と建物のライトアップが行われ、都電7500もライト、室内灯を点灯し、こちらも今にも走り出しそうな雰囲気でした。

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2017年11月16日 (木)

箱根のオリエント急行

世の中がバブルで浮かれていた1988年、ヨーロッパからオリエント急行がまるまる日本にやってきて、全国各地を走りました。
そのときの1両がその後再来日して箱根のラリック美術館に収まっています。
通常だと入館料に車内見るために別途料金がかかり、合わせるとけっこうな金額になるので二の足を踏んでいました。
この秋は企画展で入館料のみで車内も見られると軌楽庵さんから教えていただき、出かけてきました。実はこういうところにオヤジ一人で行くものなんだな、と嫁さんを誘ったのですが乗り気でなく、美術館といってもどうせ鉄道からみの催しなのだろうと看破されてしまいました。
1711167208 紅葉の盛りにはまだちょっと早いものの箱根湯本からの登山電車は平日なのに超満員、強羅まで立ちっぱなしでした。
強羅に着くと側線にモニがいました。








1711167217 強羅からバスで30分ほど、仙石の美術館に到着。
ちょうど団体さんが出たところでゆっくりと見学できました。








1711167233 車内には各所にラリックのガラス装飾があり、まさに走る美術館でした。










1711167294 午後から天気が悪くなり、時折雨もぱらついて露出は厳しくなるばかり。
とりあえず宮ノ下でこの日1本だけでていた旧形3連を80‰勾配票を入れて撮影。

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2017年11月14日 (火)

乗り放題きっぷで広島へ

広島市内のホテルは場所をよく確認しなかったので、紙屋町、駅から中途半端に遠い銀山町でした。翌朝5:30に出て15分ほど歩いて紙屋町のバスセンターへ。
1710156688 三段峡行き一番のバスで可部線安野駅跡に保存されているキハ58 554を訪問。
駅舎、ホームが廃止時のまま残されており、レールも100m以上伸びていました。
イベントで軌道自転車など走らせているようです。
キハは自治会で管理しており、集会所として使われおり、申し込めば誰でも時間貸しで利用できるとのことです。
案内看板にはねこ駅長がいるとのことでしたが、不在でした。

1710156707 安野駅跡の広島方には太田川橋梁もそのまま残っていました。










1710156727 バスで可部まで戻って、この春復活したあき亀山まで乗りつぶし。
終点あき亀山での乗降は数人でしたが、広島行きでは次の河戸帆待川ではかなり乗り込んで来ました。
延長後の利用者は想定を下回っているとの報道がありましたが、パーク&ライドの普及などで定着していってほしいものです。



1710156730 可部線車内、年内で閉園する北九州スペースワールドのヤケクソとも思える広告が掲示されていました。









1710156735 大町で降りてアストラムラインに乗り換え、広島市交通科学館、今はネーミングライツでヌマジ交通ミュージアムへ。
広電654が保存されていますが、戦前塗装に復刻されたとうので再訪しました。







1710156828 この後は広電のカープ優勝記念花電車を撮影する予定だったのですがあいにくの雨で運行中止。
意気も上がらず広島球場跡地脇のC59161を訪問。







1710156857 電停に戻ると白島直通がまもなく来るので、八丁堀の曲げ線乗りつぶしができるので乗車。
カープ優勝のヘッドマークが場所がないのかずいぶん下に付いています。

















1710155426 カープ商品で店頭赤一色の洋菓子店バッケン・モーツァルトの電車缶をお土産に購入。
他の電車缶の倍はある大きさで、無理やりかばんに詰め込みました。

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2017年11月11日 (土)

西武鉄道横瀬基地公開

今日は高校時代の仲間とお出かけする予定が、天気予報がいまひとつだったので延期。
ところが朝から上天気なので西武鉄道横瀬公開のイベントに行ってきました。
1611117081 この前行ってからだいぶ経つなと思って記録見たら2005年、12年前でした。
その間に検修庫が2014年の大雪で被害を受け解体、保存車の去就が心配されましたが全車そのまま保存継続されました。
さらに101系クハ1224、銀河鉄道999ラッピング車3011編成も保存車に加わり私鉄最大級の保存施設となっています。
青空の下、顔をならべた保存機たち、架線が無いのは残念ですがきちんとパンタを上げているのに主催者の意気込みを感じます。

1611117128 前面窓に「感謝」のプレートを出したクハ9106も並んでいましたが、今後保存車に加わるのでしょうか。









1711117201 帰りに飯能から乗った急行はあっと驚くピンク色。
近年西武はいろいろなラッピング車が走っているようですが、ほとんど乗る機会がないいので面食らいました。
かつて通勤で使っていた石神井公園駅も高架になり、改札出たらここはどこ?状態。
上屋のあるところに入れず銀行前の路上から出ていた関東バスもロータリーに乗り場が出来ていました。
もっとも変わったのは駅前だけで、狭い商店街をバスが行くのは同じでした。

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2017年11月10日 (金)

備後落合

1710146639 三井野原のサミットを越えて終点備後落合まであとわずか。
木次線も駅名票はJR様式になっている駅がほとんどでしたが、油木には国鉄からのものと思しきものが現役でした。







1710146641 備後落合は芸備線と木次線の接続駅、ですが周囲に家は数軒のみ。
昨今流行の秘境駅を名乗ってもよい雰囲気でした。








1710146640 構内には給炭台が残っていました。











1710146643 駅は無人化されていますが、待合室にはかつての写真などが掲示されていました。
備後落合はJR西日本広島支社と岡山支社の境界で、芸備線の直通列車もありません。
始発の三次行きに乗車、乗っていたのは木次線に乗ってきた人だけでした。





1710146666 三次では広島行きの接続時間が30分ほど、その間に三江線列車が到着しましたが、廃止が来春に迫りおなごり乗車が多いようで、キハ120単行でしたが、けっこう立っていた人もいたようです。
三次駅には三江線乗車の際の並び方を指示したポスターも掲示されていました。
側線にDE10がいたので撮影。

続きます。

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2017年11月 5日 (日)

出雲坂根

1710146606 木次線を全線乗り通したのは一度だけ、そのときは備後落合から乗ったので、出雲坂根の3段スイッチバックは降りでした。宍道側から登るのは初めてです。
先頭に張り付いて線路を眺めていると左側にスイッチバック線が現れました。















1710146607 スイッチバック駅ならではダイヤモンドクロス、出雲坂根は現在も交換可能ですが、通常列車交換はありません。
















1710146610 一番線に到着。











1710146609 2番線ホームにはスイッチバックと隣駅三井野原の案内表示。










1710146613 駅舎はなんと2010年に新築されていました。










1710146611 構内の湧き水「延命水」もきれいに整備されています。










1710146616 運転士さんも移動して発車。




















1710146619 今来た線路が分かれてゆきます。右奥に30‰の勾配票が見えます。



















1710146620 折り返し部ポイントを覆うスノーシェードが見えてきました。










1710146625 折り返し線末端、運転士さんは再度移動。


















1710146626 スノーシェード内に信号機が見えます。左側備後落合方が青。


















1710146628 スノーシェード内のポイントを渡って・・・


















1710146632 線路が二手に分かれてゆきます。




















1710146637 木立の間からはるか下に出雲坂根駅がちらりと見えました。(中央の赤い屋根)










1710146638 次の三井野原駅までの間、線路は迂回して登ってゆきます。
長いトンネルを出ると車窓に広がったのは併走する国道のおろちループ、国道もこの区間は標高をかせぐため二重ループになっています。
木次線は平行道路が未整備のため廃止対象から外れていましたが、国道が整備された現在わずか3往復が行き来するだけ、かつての陰陽連絡急行、夜行列車もあったころからの凋落ぶりは激しいものです。
観光路線として売り出していますが、車窓の目玉が国道ループというのは皮肉な話です。









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2017年10月29日 (日)

最高学府のカレー

学食のカレーといえば安いけれど具がないもの、というのはどこでも似たようなものではないでしょうか。
1710287008 私の母校の生協食堂は当時200円、あるとき掲示板に貼りだされたご意見カードに「なぜ生協のカレーは具がないのか」回答は「たっぷり煮込んでいるので具はとけているのです。」
この回答は実に哲学的だ、と話題になりました。つまり物事の本質は見えないところにもある、と。
画像は本日いただいた東大生協食堂のカレー400円也、ちゃんと牛肉が入っています、それもけっこうな量で。お味も専門店で出されても納得の美味しさ、東大生うらやましいぞ。
この日は提供されているメニューは限定でしたが、ベジタリアン向け、モスリム向けメニューが用意されているのはさすがです。
購買も覗きましたが、パン売り場に頭脳パンがあったのはちょっと可笑しかったです。
1710286951 今月号のピクトリアル誌にも紹介されている01-630号、今年3月に実験車両として搬入されました。
右は実物大車体鋼体、01-630の左下に車輪が見えますが、これが松葉スポークの骨董品、どこから持ってきたのか案内の兄ちゃんに聞きましたが、留学生のようで出所は知りませんでした。





1710287005 初期高性能車に使われた台車もありました。
アルストーム、ミンデン、パイオニア、東急車輛あたりが提供元でしょうか。

1710286971 車内にはさりげなくピク2017年12月号。

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