ぼくらの小松崎茂展
8日の日曜日、昼間時間が空いたので9月16日にこのBlogでご紹介した大手町の逓信総合博物館で開催中の「ぼくらの小松崎茂展」に行ってきました。
入口もいかにも小松崎画伯らしいレトロフューチャーなイラスト。
展示会の内容は戦時中の国策雑誌「機械化」のイラストから戦後まもなくの図解、戦前東京の町並みのスケッチなど知られざる作品から、絵物語、少年誌の口絵、おなじみのプラモデルボックスアートまで非常に充実したものでした。
画伯がデザインした東宝特撮作品「海底軍艦」「地球防衛軍」のメカやジオラマも展示され、頭の中には伊福部マーチが鳴り渡っていました。サンダーバードボックスアートコーナーではあのテーマ曲が(笑)
鉄道ものも戦後すぐの工場内のD51やC62が検査を受ける様子や、切手初日カバーの新幹線、ED16、D51など精緻なタッチの原画が展示されています。
なかなか楽しめる内容です、交通の便もよいところですので興味のある方はぜひ、とおすすめします。
ミュージアムショップではこの企画展の図録(2300円)を販売しています。いつもならば即購入とゆくところですが、この日はこの前に無駄使いしてしまって手持ちが心細かったので図録はあきらめました。
ショップを見ていて目についたのが南満州鉄道、通称満鉄の復刻絵葉書集。
満鉄の象徴、あじあ号の9枚組絵葉書です。850円也。
どれもよく引用される有名な写真ですがこのような手軽な価格で復刻されたのは嬉しいものです。
ただし印刷はプリンターのようで保存すると色落ちなどどうなるか気になります。
結局850円+105円×6=1480円のお買い物でした。
復刻絵葉書は満鉄のほか、東京市電、大阪市電などもありましたが、あまり良いデザインのものがなかったので、またの機会にしました。
ミュージアムショップだけでしたら入館料は不要です。
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