新津鉄道資料館・新津駅駅弁
東海道・中央・信越・東北とここのところ18きっぷでお出かけしていましたが、上越・常磐方面に行ってないな、ということでムーンライトえちごで行ってきました。
まずは蒲原鉄道の保存車を見て回りました。バスの車窓から廃線跡を探しながら冬鳥越へ。バスの運転士さんは元電車の運転士さんでした。
東京は雨とのことでしたが新潟は晴天、フェーン現象で蒸し暑い一日でした。
昼からは新津鉄道資料館へ。新津駅からちょっと離れており、以前から気になっていたもののなかなか立ち寄る機会がありませんでした。今ではWebでバスの時間も事前に調べられるので計画立てるのもラクチンです。
話には聞いていましたが規模は小さいものの実に内容のある博物館でした。
車両展示はないものの、ありとあらゆる鉄道に関する現物が集められて展示されています。新潟鉄道学園の建物を利用したこともあるのか、鉄道の施設のしくみを実物を通して説明されています。
画像は屋外に展示されているC57149の動輪。
たとえばこんな展示、路盤の断面模型なんて初めて見ました。
レールも各種サイズがごろごろと置いてあります。
表示してある解説も簡にして要、読んでなるほどなぁと思わせるものでした。
お召し列車のコーナーには1972年4月にC571牽引で走ったときの運転時刻表などの現物が展示されています。
とにかく地味ながら大変密度の濃い、面白いところでした。
今年の夏は地震の影響で見学者が激減だと館の方が嘆いていました。
帰りがけに新津で買ったお弁当、神尾商事の「雪の舞」970円也。
新津に着いたのがちょうどお昼時だったせいか、改札横でお弁当を立ち売りしていましたが、帰りの15時では売店にもお弁当は見当たりませんでした。
そこで駅前の神尾商事のお店に行ってみたら、すぐに調整してくれました。
ということで駅で買ったのではない「駅弁」になりました。
左からホタテの煮物とアカニシ貝と昆布、シシャモ卵、塩鮭切り身、錦糸玉子、マイタケが色どりも楽しくご飯の上に乗っています。右手は切れてしまっていますが桜大根にフキ、このフキの酸味と甘みが絶妙でした。
新津駅も長距離列車がなくなり、ばんえつ物語号も新潟始発になったため、駅弁販売は厳しくなっていることと思われますが、フリで行って1個だけでも気楽に買えるのはうれしいことです。
おまけ、新津駅でコンテナ列車の中ほどにこんなんなんが挟まっていました。
トラの積荷は車輪なので、配給用と思われます。
ワムハチ以外の2軸貨車が運転されているところを、久しぶりに見ました。
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