上毛電鉄バラスト輸送列車
上毛電鉄公式サイトにデハ101が牽引するバラスト輸送列車運転のお知らせが掲載されています。この手の情報を鉄道会社自らが告知するのは大変珍しいことです。
訪れるファンが少しでも増えればという電鉄の気持ちなのかもしれません。こういうとき平日休みだと助かります。運転2日目の20日にさっそく行ってきました。
バラスト列車は大胡を10:02に出るのでそれに間に合うよう浅草から「りょうもう」で赤城へ、すぐに中央前橋行きに接続、大胡からはこの乗車列車の後にバラスト列車がやってきます。
GoogleMapで当たりをつけておいた上泉ではすでに10人ほどがカメラを構えていました。
やがてホキ2両を従えたデハ101が赤木山をバックにやってきました。
折り返し列車まで少し時間があったので大胡で途中下車、女性駅員さんに上泉からの運賃を支払って、次の撮影地粕川までの切符を買ったら、駅員さんが「このあとも乗られるんでしたらフリーきっぷがありますよ」と声を掛けてきました。
このきっぷ、駅にはポスターがありましたが、車内には案内なし、Webにも記載されていません。一日乗り放題で1300円、通年発行は助かります。
一旦買った切符を払い戻して、フリー切符に変えてもらおうと思ったら「先ほどの精算分もお返しします」とのお申し出、いやいやそれは結構ですとお断りしたのですが律儀に返してくれました。
さらに窓口に展示してあった記念硬券入場券をセットで買ったらおまけに使用済みでよろしければ、と硬券乗車券をつけていただきました。
女性駅員さんの心配りに感激して次の撮影地粕川に向かいました。 ここでも山がよく出ていたので同じようなアングルになってしまいました。
デハ101は切り離されていたのでしばしじっくり眺めました。
これでバラスト列車撮影は切り上げて終点の西桐生へ。
西桐生駅は県の登録文化財に指定された瀟洒な建物で、内装も細部に洒落た意匠が見られます。
ちょうど自転車を持ち込む人が改札を通ってゆきました。
このサイクルトレイン、上下列車で見かけました、けっこう利用されているようです。ちなみに持ち込み料は無料、通常の乗車券だけでOKです。
西桐生から徒歩15分ほどの町外れの丘に小さな市営の遊園地があり、そこに足尾線ゆかりのC12が保存されています。
上屋の下、美しい状態で展示されていました。
桐生から両毛線で足利へ、この駅前に保存されているEF60123を見てきました。由来を記した案内看板などはなく、塗装もいささか痛んでいるのが気になりました。
上毛電鉄赤城南麓1日フリー切符1300円、創立80周年記念硬券入場券170円×9枚1530円也。
右側の乗車券がオマケにいただいたものです。
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