18きっぷ残りの2日その3
岡山の目的は池田動物園に保存の井笠鉄道3号機と西大寺鉄道の客車、貨車、下石井公園のD51、それと岡山電気軌道の超低床車MOMOの乗車と復刻色の日光軌道線色3000をみること、清輝橋線乗車でした。
最初の目的地池田動物園は岡山駅の西2km弱、歩こうかと思っていたところ、最寄バス停の京山入口を通るバスは1時間に1本程度なのですが、ちょうどあと10分ほどで来るので バスで行くことにしました。
ところで池田動物園といえば今上天皇の姉上の厚子さんがかつては売店にも立たれたとかで話題になったところ。バスを待つ間、前に並んでいたご婦人方の会話を何気なく聞いていたら「厚子さんがいけばな展に来られてすぐ近くからお顔拝見した」なんてことを話されておりました。
池田の殿様に嫁がれたひいさまは岡山の人たちにとって身近な存在のようです。
さてバスを降りたところで案内看板でもあるかと見回しましたが全くありません。公営ではなく私営だからなのか、岡山人にとってわかりきった場所だからなのか、とりあえずうろ覚えでたぶんこっち、という方向へ歩き出しました。しばらくすると犬の散歩をされている方がいたので道を聞くと「道なりに行ってマンションの横を右に折れるか、歩きだったらそこの神社を通り抜けて裏の道に出ても行けますよ」とのお答え。ならばショートカットだ、と神社境内を抜けると踏み分け道があって裏手の道に繋がっています。境内との境の小さな用水を越えようとしたら・・・
体長1m以上はあるアオダイショウがいて思わずうわぁぁぁぁと叫んでしまいました。この神社のヌシ様かも。
動物園の入園料は大人1050円、表からも見えるところにあればいいなと思っていましたが、植栽にさえぎられ入園しないと機関車は見えないところにありました。
有料施設の中の保存だけあって露天ですが状態は良好です。
井笠3号機の後ろに西大寺鉄道の客車と貨車が連なっていますが、井笠は762mmゲージ、西大寺は914mmゲージで機関車と客車の間でレール幅を変えてあります。
客車内には西大寺鉄道のパネル写真が展示されています。一部はWebの両備・岡電のりもの博物館に掲載されていますが、実に味わいある作品が多く、この展示をナロー木造客車の中で見られるだけでも入園料1050円の価値はあるかと思いました。
岡山駅に戻り駅前電車乗り場へ、まずは未乗の清輝橋線を乗りつぶすことにしました。
超低床車MOMOは一日おきに東山線と清輝橋線に運用されており、水曜日は清輝橋線なので乗れるかなと思っていたのですが・・・
続きます。
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