先月の大人の休日倶楽部パスその3
せっかくの個室寝台ですが6時すぎにはお別れです。
羽後本荘、ここで降りるのは23年ぶりです、そのときと目的は一緒です。
出発してゆくあけぼのを狙っていたら、折り返し羽後本荘発秋田行きになる701系の回送がやってきました。
かつての貨物側線はすべて無くなっていますが、日通の倉庫?詰所?でしょうか、なかなか味のある建物が残っていました。
目的はかつての矢島線、今の由利高原鉄道。鳥海山ろく線に乗ることです。
この線は下りの始発が7:02とちょっと遅めです。
始発の上り2D折り返しで通学生のため2連の運用です。
下り一番列車は途中で小学生を乗せながら7:41に矢島に到着、これでラッシュは終わりなので1両は切り離されて車庫へ。
矢島の駅舎は2000年9月に新築された木造建築のなかなか立派な建物でした。。矢島町インフィメーションセンター、由利高原鉄道本社が同居、売店もあるのですが営業時間外でした。この売店ではオリジナルのお菓子もあると聞いてのたのでちょっと残念。
駅前には見慣れた塗装のバスが、羽後交通のバスでした。
旧駅舎もそのまま残っていました。
国鉄ローカル線でよく見かけた懐かしさを感じる建物です。
この鉄道では硬券、改鋏が健在です。
左側の地図型きっぷは開業記念のもの、使用済みをセットにして100円で販売されています。
羽後本荘行きはほぼ中間の前郷で列車交換のためしばらく停車。
乗車したYR1502は側面に可愛らしいソフトボールのイラストが描かれています。
矢島町が2007年の国体でソフトボールの会場となったための記念ペイントのようです。
YR1500型は開業時に用意されたYR1000型をエンジン改装など更新したもの、3セク気動車では初期のものですが今なお4両が活躍しています。
交換列車は通学生を運んだ帰りの3両編成、真ん中の塗装が開業時のオリジナル、最後尾はYR2000型で鳥海山が大きく側面に描かれています。
また前郷~矢島はタブレット閉塞なので、ホームでキャリアの受け渡しも見られます。
続きます。
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