18きっぷで新潟へ
我ながら良くやるよと思いつつ今週は18きっぷを使って「ムーンライトえちご」で新潟へ。
すぐ接続の村上行で坂町で降りようと思っていましたが見事に寝過ごして終点まで行ってしまいました。交換の上りに駆け込んで坂町に戻り、荒川中学校に保存のD51735を見てきました。
専用の建物に入っており、近づくこともできずガラスに映りこんでしまうという撮影しにくい状態ですが、それだけに機関車のコンディションはよさそうです。
思えば1971年3月に羽越本線撮影に行った折り、最初に見た機関車がこの735号でした。切り取りデフを見たのも初めてでした。
次の目的地は新潟交通旧月潟駅に保存されている車輌たち、ここは以前から訪問したかったところですが、鉄道廃止後のバスがどうにもうまい時間になく、ついつい足が向かずにいました。
新潟からのバスは電車時代よりも減っており、燕に抜けるバスもWebでは見つけられませんでした。
ふと思い立って信越線の駅からのアプローチはどうだろうと調べてみたら、最寄の田上駅にはタクシーがいることが分かりました。ここから約15分、2250円で旧月潟駅に到着しました。
この駅と車輌たちの保存には先日の地震で遭難された鉄道博物館の岸氏も深く関わられていました。
旧月潟駅近くの図書館で新潟交通の写真展を行っているとのことで行って見ましたがあいにく休館日、蒸し暑くなってきた中1時間ほど新潟行のバスを待ちました。
1時間20分ほどで新潟駅着、この所用時間は電車時代と比べてどうなのでしょうか?どうも電車と比べ本数、時間とも条件が悪くなっているように思えました。
次の訪問先は新潟南方、鳥屋野交通公園のC5719、この機関車も羽越本線初訪問時に荷2048レを牽引して颯爽と現れた機関車です。そのときは1号機じゃないのかよ、と思ったものですが。
交通公園から徒歩8分ほどの県立自然科学には29622が保存されています。
このナンバーも幌内線で撮影しているのですが、実はここにいるのは29622ではなく59606だというのが真相のようです。確かに当時撮影した姿とはエアータンクの位置が異なっています。廃車から留置、移動の段階で取り違えが起こってしまったようです。
この博物館にはもう1両実物車輌が展示されています。魚沼鉄道ハ2、貴重な木造ナロー客車です。
ちょっと分かりにくいところにあり、室内も見られないのが残念ですが、末永く保存して欲しいものです。
新潟駅に戻り、上り列車を乗り継いで帰路につきます。
この日は新潟も猛暑で食欲も出ませんでしたが、駅弁売り場でこのお弁当を見たら急に肉が食べたくなり購入、1050円也。
新発田のお弁当屋さんの「味噌焼きロース重」肉厚の柔らかい豚肉と付け合せのもやしが良い具合でどんどん箸が進みました。
最後は越後中里スキー場の休憩室として使われている客車群を見てきました。
日は出ていないものの湿度が高く、歩いているだけで汗がだらだら出て、おまけに草いきれで、1両づつ撮影してゆくのを止めようかと思ったほどでした。
この客車群、どこか鉄道会社が引き取って本線に復帰できないものでしょうか。
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