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2008年9月24日 (水)

朝飯食べて映画鑑賞

阿佐ヶ谷北口のラピュタで国鉄労働組合が1977年に製作した映画「遠い一本の道」を上映しています。昭和のヒロイン特集の左幸子編で、この映画左さんが監督をされた作品です。
上映は毎日朝10時30分からの1回のみ、久しぶりのスクリーンでの映画鑑賞は朝食後の昼飯前でした。
080924122844 大体の場所は分かっていたのですが、ここで映画?と思わず悩んでしまう建物、迷っていたら入口にいたオバチャンに「映画?」と聞かれ「階段あがるとお姉さんがいるから、そこで切符買ってね」と教えてもらわなければ入口も分からなかったかも。











080924122823 1977年製作ですが、撮影は1975年までに行われているようで、全編にわたり蒸気機関車が登場します。舞台は追分!駅、機関区、官舎がふんだんに出てきます。
主人公は保線一筋の頑固者、トコショット節や軌道自転車での移動、土砂災害での緊急出動など保線屋ならではシーンは他では見られないものかも知れません。
蒸機の映像は、同時期撮影された廣田氏監修の「SLの詩」を思わせる美しい走行風景、タブレットキャッチ、9600の入換、並べられた動かぬ機関車・・・これだけでも見る価値があると思います。
ただ鉄の目で見ていると、30年前のシーンのはずがコンテナ車が後ろを通過したり、時間軸がブレてしまいます。(笑

上映は今週土曜日まで、異色の鉄道映画として一見をおすすめします。

080924090914 阿佐ヶ谷へ行く途中、駅近くの古い医院建築が残っていた和田医院の解体がまさに始まるところでした。
玄関横や2階に丸窓をもつこのような医院は家の近くにもありましたが、そちらは数年前に建て替えられました。
ここも前を通るたびに、そのうちきちんと記録しておかないと、と思いつつそのままになっていました。
携帯カメラで撮影できただけでも良しとしましょう。

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