阪神完乗
南海で難波へ出て、20日に開業したばかりの阪神難波線に乗るため近鉄駅へ行くと開業記念グッズのポスターがありました。
記念カードがあったので購入、3000円也。
スルッとKANSAIカードは日比谷の鉄道フェスティバルなどで各社のものを購入して持っているのですがなかなか使う機会がなく、今回の旅行である程度使ったのですが、またしても在庫を増やす結果に・・
ホームに降りたらすぐに阪神直通の近鉄車急行が来て、あたりを観察する間もなく乗り込みました。
乗ってしまえば地下線、トンネルを出てからもシェルターの中なので面白みはありませんが、難波から10数分で阪神線を走っているというのは不思議な感しでした。
阪神本線と合流する大物で下車、駅から5分ほどの公園に保存されているD518を訪問、姫路のC575を整備している保存会がこのD51も手入れされているとのことで、露天ながら美しい状態でした。
ところで関西には梅小路に1、弁天町に2、大物に8、三田に25、嵯峨に51となめくじが5両もいます。現存18両ですから現役当時の配置から見ても多いと思います。
東京周辺では流山、つくば、横川と近郊にはいないのと対照的です。その代り切取り式デフのD51は関西には0、門デフ機も豊岡のC5711のみですが、東京、千葉には切取り式デフのD51が3両います。
大物駅に戻って西にゆくので、本線と難波線とどちらが先にくるのだろうと思いましたが駅にはその手の案内表示はありません。
もっとも次の尼崎で相互に連絡しているようなのでどちらに乗っても同じなのかもしれませんが。
本線の各駅停車に乗ったのですが、尼崎で難波線からの列車が切り離し作業をしているため信号の開通待ちとのことで駅間でしばらく停車、作業がまだこなれてないのでしょうか。
尼崎ではこんなのがいたのでホームの先から撮影、1本待ってセンタープール前へ。
まずは神戸方高架下の野上電鉄から里帰りした604と1150、旧塗装に戻され大事にされているようですが、2重の金網にさえぎられ近寄ることもできません。
いつかきちんとした形で公開してほしいものです。
駅名になった競艇場の裏側の公園には国道線の「金魚鉢」71号が保存されています。
今回は時間が無くて行けなかったのですが、この公園から15分ほどのところに阪急の奇しくも同じ71号が保存されています。
「金魚鉢」はもう1両、74号がセンタープール前と出屋敷の間の公園に保存されています。
この2両の金魚鉢、集会所にも使われていたようですが、今でも使っているのでしょうか。
出屋敷から武庫川へ、川の上の連絡通路を通って武庫川線ホームへ。
この線は州崎までのころに乗っていますが、その後1駅延長されたのでこの区間が未乗でした。
終点の武庫川団地前は案外立派なのが州崎が終点だったころを思うと意外でした。
これで阪神は全線乗車、関西私鉄の最初の完乗です。
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