鉄博本2点
連休も明日で終わり(日曜日までの大型連休の方もいらっしゃるようですが)その前にご紹介しておけばよかったのですが、鉄道博物館の子供向けの格好のガイドブックが出ました。
小学館刊「てっぱくにいこう!」A4変形の大型本です、著者は鉄道擬人化も手がける恵智仁さん。
これまで鉄博本というと5000円の公式ガイドブックと準公式ガイドブックとも言えるJTBCanBooks白川淳さんの「全国鉄道博物館」がありましたが、子供さん向けの適当な書籍はありませんでした。
本書はオールカラーで保存車両総てを詳細に紹介、館内ガイドや鉄道車両のしくみまで、鉄道少年たちにとって擦り切れるまで読まれるような本になるかと思います。
もちろん大人が読んでも充分楽しめる内容です。
展示車両の主なものは見開きで紹介、蒸気機関車やお召し車両の扱いが小さめなのは子供さんの関心に合わせてでしょう。
他にもシミュレーター、ミニ列車の操作方法や食事事情、見た、撮ったのチェックシートなどかゆいところに手が届く内容です。
ちなみに私も写真提供で協力させていただきました。
もう1点、お笑い芸人のダーリンハニー吉川さんの全国鉄博巡り、メタモル出版刊。
失礼ながら私はお笑いなどうといため著者の方は存じておりませんでした。
内容は天北線資料館からゆいレール展示館まで全国80箇所以上の鉄道博物館、資料館を紹介しています。
まだ全部読んでおりませんが帯の「それぞれの博物館に特徴を見出して、それぞれの「言いたいこと」を受け取ろうと思った。」とあるように、全部ご本人が取材されたようでこれは大変なものです。
「全国鉄道博物館」を底本にしているようですが、同書で触れられていない館も多数取り上げられており、最新データという意味からも保存車に興味のある方には手に取られることをお勧めします。
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