また18きっぷで北陸へ その3
粟津駅から5分ほどの粟津公園には尾小屋鉄道の車両を動態保存しているなかよし鉄道があります。
数100mの路線ながら本物の軽便車両を長年運行されています。
この日は11:30発の運転、10分ほど前に庫からキハ1がそろりそろりと出てきました。
とりあえず乗ろうと思ったのですが、子供たちで一杯に、もう1往復するとのことで先の踏み切りで先ずは走行を撮ろうと構えたのですが・・・
シャッターを切ったところピーピーという警報音とともにLEDが点滅、セルフタイマーがかかっていました。こんな機能使わないので解除方法が分からず、ON/OFFしたり電池を抜いても解除できません。
バッグからマニュアルを引っ張り出してようやっと解除できました。
先々代のEOSでも一度これやっています、別の操作していてついうっかり間違えてセルフタイマーモードになってしまうんですね。使うことはほとんどない機能なので通常はロックしておくことできないものでしょうか。
戻ってくるのは撮影できました。
踏み切り警備のボランティアの方と少々お話しして運転日のことなどお聞きしました。
土・休日運転のほか訪問日の水曜も運転なのですが、これは水曜日にはこども交流センターで未就学児童対象の定例行事があるそうで、それにあわせて運転しているとのことでした。
小さな駅舎は次の列車を待つ子供たちで一杯、ちゃんと時刻表も掲示されています。
乗車は無料です。
子供たちに混じって乗れたのは良いのですが、なかなか発車しません。そのうちエンジンが停まって運転士さんらしき人が降りて線路を歩いてゆきました。
乗車している整理係の方も「しばらくお待ちください」と言うので当分動かないのかと思い、「ちょっと動かないのなら外で撮影させてください。」と断ってホームに出ました。
ホーム端から庫の中のDC251と客車を撮影、普段はキハ1の運転ですが、年に数回機関車も登場します。訪問日のすぐ後の8月23日は特別運転日で機関車も走ったようです。
と、エンジン音もしないままスルスルと走り出してしまいました。置き去りです。
降りたのは運転士さんかと思ったのですが、もうお一人乗っていたのですね、それにしても声かけてくれても良いだろうに・・・
戻ってきたら今日はこれで終わりとのこと、結局この路線未乗のままです。
意気が上がらないまま粟津駅に戻る途中、踏み切りを検測車が通過してゆきました。
待避線に入ったので駅の反対側に回って撮影、最近の形式は分からんのですが、キヤですね。
こんなのが撮れたのでアクシデント続きの粟津訪問もちょっとは気が晴れました。
車窓から北陸本線沿いに移転したえちぜん鉄道福井口の新車庫がよく見えます。
構内の一番外れにはスノープロウをつけたテキ521+522が休んでいました。
続きます。
| 固定リンク
コメント