鉄道の日きっぷで井川線へ
18きっぷの秋版ともいえる「鉄道の日きっぷ」を使って関西にでも行くかと考えていましたが、今年から臨時列車になってしまった「ながら」期間中に運転せず宿泊の手配も面倒なので日帰りで大井川に行くことにしました。
実は井川線がアプト式になってからまだ乗っていなかったので30数年ぶりに終点まで行ってみようかと。
沼津で乗り継ぎで降りたらこんなのが停まっていました。パンタは付いていますがキヤです。
せっかく大井川に行くのだから蒸機も撮りたいし、そうなると井川まで行けないし、それならいっそ蒸機列車に乗ってしまうか、いろいろ考えましたが結局蒸機の2本前の列車に乗車、日の明るいうちに井川線を往復乗車することにしました。
金谷で待っているとやってきたのは元近鉄、この画像では分かりにくいのですがけっこうあちこち塗装が痛んでいました。
大井川鉄道金谷駅の売店に目新しいお弁当があったので購入、「島田発 静岡味物語」1050円也。
静岡空港開港にあたってつくられた「空弁」だそうです。
ご飯は桜海老ご飯のおにぎりに鰻の巻き寿司、おかずにはマグロメンチかつなど地元の食材が使われています。
量的には空弁だけあって少なめでした。
きっぷは井川線も含めたフリーきっぷ5500円也。
駿河徳山ではズームカーと交換。
構内踏み切りの警報機は昔ながらの電鈴式です。
千頭には保存車49616のとなりにE103が留置されていました。
構内の奥には元近鉄のモハ421、その後ろにはオープン客車のクハや元西武のモハ313、元岳南のステンレス車モハ1105などが押し込められていました。
廃車になった車両を解体しないでそのまま放置しておくのは大井川の伝統みたいなものです。
モハ421はまだ予備車ですが。
続きます。
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コメント
TADAさん
大井川鉄道だと黙ってられないもので・・・・
私も家山から先は、三十年以上訪れてません。
もうだいぶ前になりますが、家山の親戚の家へ行く際、久しぶりに大鉄を利用して、
金谷で千頭行を待っていたら、元京阪が来てビックリ。
途中の五和で、元近鉄とすれ違って、またビックリ。
仰るように、元近鉄は塗装面にヒビが沢山あって、気の毒になりました。
地方の弱小私鉄ですから、車両や線路のメンテナンスに、
お金をかけられないんでしょうね。
投稿: 坂下国郎 | 2009年10月16日 (金) 22時11分
坂下さん
大井川鉄道で一番きれいなのは煤で汚れる蒸気機関車だという笑えない話があります。
家山にはトラスト所有の客車が留置されていましたが、こちらもだいぶ塗装がくたびれていました。
線路状態は本線よりも井川線のほうが良好ですね、線路際の草もちゃんと刈ってありますし。
投稿: TADA | 2009年10月16日 (金) 23時06分