18きっぷで関西へ その4
公園都市線から横山で三田線に乗り換え、しばらくゆくとこんな駅が。私らの世代だと杉田か、いややはり坂上でしょう。
じろう ではなく にろう と読むのですが。
有馬口で今度は有馬線に乗り換え、一駅乗って終点有馬温泉へ。
神戸電鉄の路線は新開地から有馬温泉までが有馬線で、三田線は有馬口から分岐ということになっていますが、列車の運転は三田方面に直通し、有馬温泉へは大半が1駅だけの折り返し運用となっています。
さすがに歴史の古い駅、駅舎は1989年に建て替えられましたが、ホーロー駅名票も残っていました。
冬至も近い12月の半ば、16時を回るともう暗くなって車窓も見られません。
この後の乗り潰しは暗くなっても関係ない路線へ。
谷上から六甲山を一気に抜け、新神戸に出てそのまま神戸市地下鉄に乗り入れる北神急行に乗り換え、1駅だけの路線ですが、路線長7.5kmと銚子電鉄よりも長い営業路線です。
谷上駅はラッシュ時以外では神戸電鉄は上り、下りとも同一ホームを使いノーラッチ、対面ホームで乗り換えできるようになっています。
発車を待っているのは神戸地下鉄の車両です。
新神戸までの所用時間は7分、これだけ停まらない地下鉄路線も国内では他にないでしょう。
少しでも変化をつけるためか、トンネルの途中には鳥が羽ばたくアニメーションが設置されていました。
神戸電鉄有馬線沿線から三宮にでるには、北神急行を使ったほうが所要時間は半分近くですむのですが、一駅だけで350円、プラス神戸地下鉄となるので運賃は新開地~阪急で行った場合、2/3程度で済みます。そのため利用客もなかなか伸びていないとか。
新神戸では北神急行の車両が地下鉄内折り返し列車として発車を待っていましたので降りてこちらに乗り換え。
「年末年始安全輸送総点検」という物々しいタイトルのヘッドマークを付けています。
神戸地下鉄はここから新長田までが山手線、そこから先が西神線、さらに名谷から終点西神中央までは西神延長線、と路線名が分かれていますが運転系統はひとつにまとめられています。
神戸地下鉄の山手線は乗ったかどうか、記憶があいまいなため、三宮で降りず新長田まで乗り潰しました。
新長田まで行った理由のもうひとつは駅近くに設置された実物大の鉄人28号。
鉄人は横山先生も厳密に大きさを決めていなかったのですが、このポーズで身長18mだそうです。
実際見るとかなりデカイです。
こんなのが街中でガオー!とやっていたら大変ですが、まだ許容範囲かな。
近年のウルトラマンは身長50m超だから市中で格闘戦をしたらそりゃもうどんなことになるやら・・・
新長田駅前のうどん屋で夕食、ぼっかけ丼セット730円也、一緒に写っているのはKIOSKで購入したオミヤゲの鉄人28号カレー缶2コセット1050円也。
帰りも「ながら」なので1時間半ほど時間があったので大阪地下鉄を乗り潰し。
リニア地下鉄の長堀鶴見緑地公園線を完乗。
この後富山市内線循環線が開業したので、2009年末現在
私鉄全営業キロ7365.1 乗車キロ6275.1 未乗キロ1090.0 乗車率85.200%
昨年末で乗車キロ5605.8km (乗車率: 76.1%)
だったので10%近く増えたのは上出来でしょう。
来年も500キロ以上乗れるかどうか、九州の3セク転換線にどれだけ乗れるかがカギのようです。
大阪から新快速、米原で117系に乗り換えて大垣着、養老鉄道のホームにはラビットカー塗装が停まっていました。
クリーム色に青帯の近鉄高性能車初期塗装とともに、このオレンジに白帯は憧れでした。こいつもそのうちきちんと撮りたいものです。
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