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2009年12月24日 (木)

ジャライノール評

今さらですが、先週見た映画ジャライノールの感想などを。

Webでの紹介ページなどで、退職し帰省する老機関士に若い相棒が付いてゆく、と簡単なストーリーが記載されていますが、ストーリーとしてはそのとおり、というかそれ以外に表現しようのない話です。
紹介文を見て、映画見る前は「機関士ナポレオンの退職(喜劇・各駅停車の原題)の21世紀中国版かな」と思っていましたが、そうとも言えるし全く違うとも言えました。
極端に会話や心理描写などを抑えて、構図のみで進行させる、そんな映画でした。
機関士が退職を決意するところなど、じっくりと描きたくなるところですが、この映画はごくあっさりと、うっかりしていると見過ごしてしまうくらいの描写しかありません。
それゆえ登場人物の気持ちに入ってゆくことができず(監督はそれを狙っているのでしょうが)どこで話が展開してゆくのかと思わせながら、淡々と帰省の旅が始まります。
ここからはロードムービーとなるわけですが、カットカットの構図は見ごたえがありますが、若い相棒を追い返そうとする機関士が、なぜか仲良く駅前で二人して街頭カラオケを楽しんでいたり、このシーンの意味はなんなのだ?と見ていて悩む場面が多々ありました。

この監督はオタクではないか?と思ったのは、きっと多くの映画を見て構図の研究をしたのではないかと思ったからです。
エイゼンシュタイン研究なんてやってそうだなぁ。

とにかく構図で語らせる映画、だと思います。


ところで相棒の兄ちゃんですが、私は機関士の相棒だから助士だろうと思い込んでいたのですが、「信号手」と紹介されている文もあります。
たしかに画面では信号旗持っていたなぁ。
でも機関士とペア組むなら機関助士のはずだし、この二人の関係どこかで説明されていたのかな?

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