18きっぷでまたまた関西へ その2
伊賀神戸でも食べものを調達できず、大和八木に駅そばでもあるかなと期待したものの、結局売店でおにぎりを買って電車が来る間に食べて当面の腹の虫おさえにしました。
八木からちょっと乗って田原本で下車、一旦駅を出て100mほど歩いて田原本線の西田原本へ。
駅名こそ別ですが同一駅扱いとなっていますが、これくらい離れた同一乗換駅はいまやけっこうあるのに、別名にしているのは合併の歴史を残すものでしょうか。
終点の新王寺まで乗って田原本線とJRの間にある船戸児童公園に保存されているD51895を訪問。
エンドビームの赤がちょっと・・・ですが、お正月らしく注連飾りをつけていました。
王寺駅前でやっと昼食、「カレー揚げそば」という名前に惹かれてセットで注文、960円也。
いわゆる皿うどんの麺にカレーうどんの餡をかけたものですが、なんでこのメニューが普通にないのかなと思いました。
田原本線新王寺駅とJR駅舎を挟んで同じ側にある生駒線の王寺駅から一駅乗って信貴山下で下車。
改札口の横に1983年に廃止になった東信貴鋼索線の部品が展示されていました。
廃止されたケーブル線の代替はバスが運行していますが、日中は1時間に1本、正月は増便と聞いており松の内なので臨時便があるかと思ったら結局45分待ちでした。
その間に駅から5分ほどの三郷小学校に保存されているC57160を訪問、校庭の端なのでフェンス越しながら公道からもよく見えます。
ヘッドマークは「たもん号」となっています。
バスで信貴山に、お寺にお参りして大阪側に降りるために信貴山門のバス停へ。
ここからかつて信貴西鋼索線の高安山駅まで信貴山急行電鉄の山上線が走っていました。
ケーブルで山に登ってからさらに乗り換える電車線という国内ではここだけのユニークな路線だったのですが戦時中に不要不急路線として廃止、ケーブルは戦後復活しましたが電車線はバスに変りました。
バス待合所はかつての電車駅の場所らしいです。バス路線も以前は生駒山まであって生駒ケーブルに接続していましたが、その路線も廃止、乗り場の案内地図は中央部が空白になっています。
待合所内の運賃表、路線図は張り紙しただけ・・・
西信貴鋼索線は眼下に大阪の街を望むスケールの大きな展望、途中にはトンネルと2箇所の踏み切りもあるという楽しい路線でした。
車両には信貴山の守り神の寅のキャラクター「しぎとらくん」が描かれています。
信貴山口駅手前の踏み切りまで行ってみました。画面では分かりにくいですがケーブル路線の急勾配途中にあるので当然踏み切りも傾斜しています。
車は通行不可でした。
踏み切りには注意看板は付き物ですが、これはここならではの表現かと。
この後は山本、布施と乗り換えて近鉄奈良線で生駒へ。
ここから生駒線で王寺へぐるっと一回りしてきました。
王寺で関西線に乗り換えたときはまだ薄明るかったので柏原で降りて未乗の近鉄道明寺線にも乗るか、と考えたのですが乗った電車が快速で柏原に停まらないことは乗ってから気が付きました。
天王寺に着いて阪和線ホームの立ち食いうどん屋へ。
きつねうどん290円也。
後ろのポスターの「朝定食 うどん そば」は麺にご飯、漬物で300円とは格安ですね。
天王寺から地下鉄谷町線で終点の大日へ、これで大阪地下鉄の未乗区間は中央線だけとなりました。
大日からは大阪モノレールに一駅乗って守口市へ。
モノレールの先頭にはスノープロウが付いていました。
モノレール駅構内に売店があったのでなにかないかなと見たら「大阪モノレール羊羹」なるものを発見、セットもありましたがバラでも売っていたので1コ購入、115円也。
中は梅羊羹のような薄紅色でしたが小豆羊羹で上品なお味でした。
帰ってから調べてみると小豆と白豆の練りの2種類があるそうです。
パッケージに違いはないみたいです。
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