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2010年3月

2010年3月27日 (土)

18きっぷで和歌山へ その2

1003242509D511055の後方には線路が続いており、キハ58003が停まっていました。
すっかりきれいに整備されて動態保存されています。
運転日はまだ確定していないようですが、休日中心になるのではないでしょうか。
この日は行っていませんでしたが運転日とは別に車内公開もするようです。
左の建物は有田川鉄道交流館、公園の車両を見るのは無料ですが、交流館には入館料200円が必要です。

1003242532 館内中央には有田鉄道、紀勢本線をイメージしたNゲージレイアウト、壁面には有田鉄道ほぼ全線を再現したHOレイアウトがあり、Nゲージは別料金で運転もできます。






1003242520 HOレイアウトの金屋口駅をキハ58003が発車。
ちょうど現在展示されている場所がこのあたりです。
側線にはキハ07、湘南顔のキハ250が休んでいます。















1003242536 模型の留置線のあたりは車庫になっていて、こちらも動態保存のハイモ180-101が休んでいました。

レールは旧金屋口駅まで続いています。






1003242539 旧金谷口駅構内には金谷口鉄道保存会が管理するDL、貨車、紀州鉄道から譲渡されたキハ605が保存されています。
このDLも動態だそうです。







1003242577 金屋口駅は現役当時のままで残っており、改札口の向こうに車両が停まっている姿はまだ生きている鉄道のようです。

帰りも無料送迎バスで藤波駅へ。
次の目的地紀州鉄道の始発駅御坊へ。






1003242595 御坊ではすぐに接続があり、久しぶりに2軸レールバスに揺られてきました。
終点西御坊は32年ぶりの訪問ですが、ホーム途中から分岐していた専用線がなくなったのと、ここから先の日高川までが廃止になりレールが途切れたこと以外はあまり変っていませんでした。

暗い駅舎の中に駅近くの和菓子屋さんで「紀州鉄道 りんこー」というお菓子を販売しているというポスターがあったので寄ってきました。
1444717192_139s 西御坊駅西側の国道を御坊方向に200mほどの「ふく田」さん店頭のポスターを携帯で撮影。
「りんこー」とは旧社名御坊臨港鉄道からの呼び名で地元ではいまでもこの名で呼ぶ方も多いそうです。













1444717192_84s_2 お店のカウンターにならんだ「りんこー」お店の方に許可を得て撮影。
キハ603の焼印が押されたカステラ皮で餅を包み、中には特産のみかんジャムがはさまっています。
一口でいただけるくらい小さいのですが、そのボリューム感はなかなかです。
5コ入の箱で買って来ました。










1003242616 車庫のある紀伊御坊まで歩いたところで西御坊行のキテツ1が紀伊御坊を発車してゆきました。側線で休むキテツ2と並んだところで1枚。

ところでキテツ1は側面は北条鉄道時代のままなんですね。元の形式はフラワ1985、その名のとおり1985年製、すでに四半世紀を走ってきたわけです。

南部縦貫鉄道のレールバスもかなり長寿でしたが、このキテツ1、2もとっくに当初想定されていた耐用年数は過ぎているのではないでしょうか。

1003242634 側線にはかつての主力キハ604も留置されています。

昨年まで現役だったキハ603は庫の中でした。

1003242633 紀伊御坊駅では記念きっぷや硬券、記念グッズなど販売していますが、こんなものも。キハ603の未使用制動子、6000円也。
原価5932円だそうですから採算無視の超特価!

限定4コとのことですが、売れたのかな?

1003249731 さすがにブレーキシューは買わずにキハ603イラストの硬券入場券セットを購入、ナンバーが意外と若かったのですが、増刷したのか、これしか売れていないのか、気になります。
驚いたことに1978年に発行された創立50周年記念乗車券もまだ売られているようです。道成寺の釣り鐘のレリーフを木の札にあしらった紀州鉄道最初の記念きっぷは私も通販で買った記憶があります。

画像の一番上は藤並からの有田川町の無料送迎バスの整理券、藤並駅東口の観光案内所で配布しています。

1003242649 御坊駅では地元業者さんの駅弁も健在。
キツネのイラストの「子安いなり」にも心惹かれましたが「清姫の一夜寿司」を購入870円也。
一夜寿司の名の通り、和歌山ラーメンの店にも置いてあるサバの早や寿司です。
サバ寿司が大好きな私には嬉しいお弁当、自然発酵させた寿司の原型、なれ寿司で、購入後2~3日してからが味がこなれておいしくなると説明書きにありましたがラベルの消費期限は当日でした。

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2010年3月25日 (木)

18きっぷで和歌山へ

今週も「ながら」でお出かけ、なのですが天気予報は西の方面はどこも芳しくありません。気温も冬に逆戻りというので、すこしでも暖かいところへ、と今月20日にオープンした有田川鉄道交流館訪問をメインに出かけました。
1003242455 大垣、米原、大阪、和歌山と乗り継いで海南のひとつ手前の黒江で下車。
ここは以前降り立ったものの公園が見つからず未訪問だった和歌山市内線モ322がいます。
目指す室山児童公園は駅から5分もかからない住宅地の中にありました。
近年塗装されたと聞いていましたが状態はご覧のとおりでサビも目立ちます。


1003242471 次は湯浅の港横の公園のD51737を訪問、裏はすぐ海ということもあり状態はかなり悪化しています。案内看板もなく忘れられた存在なのでしょうか。
湯浅の町は古い街並みが残り、また近年醤油発祥の地として名が知られてきました。駅にあった観光マップにもこの公園は記載されているので、なんとかしてほしいものです。


1003242496 かつて有田鉄道が国鉄に乗入れていた一区間、藤並まで戻り町営の無料送迎バスで有田川鉄道公園へ。
この公園ができるまで藤並駅裏に保存されていたD511055が整備されて公園入口に鎮座しています。
さきほどぼろぼろの737号機を見たばかりなので、このあまりの落差には悲しくなります。

画面右に見えるのが無料送迎バスです。
続きます。

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2010年3月23日 (火)

おさむ君はこの日も不在

先日18きっぷでひたちなか海浜鉄道(やはりイバコーのほうがしっくりくるなぁ)に行ってきました。
目的は最近の塗装変更車、3710の新色と2005の急行色を撮るのと、前回訪問したときに見かけなかった那珂湊駅の駅ネコ「おさむ」君だったのですが・・・
1003182345 勝田で発車を待っていたのは在来色のままの37100-3と新色になった3710-2の2連。
途中の金上駅は交換施設の増設工事が行われていました。
完成すると列車増発も行われるのでしょうか、いろいろと鉄道維持のために積極策がとられているのは1ファンとしても嬉しいものです。


1003182351 いつものように中根で降りて、那珂湊で交換してくる列車を待ちます。
やってきたのは旧国鉄色のキハ222単行でした。







1003182394 那珂湊に向かってぶらぶら歩いてさきほど乗ってきた2連が折り返してきたのを撮影。
この組み合わせもいまのうちですね。







1003182416 那珂湊駅に着いて乗車券を購入、ホームから側線に休んでいる車両を撮影。
新塗装になった3710-1ですが、ナンバーが非常に分かりにくくなっています。
それにしてもこの塗装、なかなかシックでそれでいて近代的なNDCにも良く似合っています。
前照灯下に社紋が入っていますが、ジャンバ線にかかっているところもきちんと塗られていて、なかなか手が込んでいます。

1003182417 国鉄急行色になったキハ2005、キハ22にこの塗装はなかったのですが、それっぽく見えますね。屋根も明るいグレーなので、南海のキハ5501風にも見えてきます。






1003182424
ところで駅ネコおさむ君は駅ホームの指定席にはいませんでした。
職員さんに聞いたら「気まぐれだかならなぁ(笑」
駅周辺をパトロールしているのでしょうか。















1003182430 黒猫おさむ君は不在だったものの、別のネコさんがいました。
まだ子猫のようで警戒心が強く、これ以上近づくと逃げ出そうとします。

後ろには車内販売用のワゴンが何台も。
話題になった「メイドトレイン」ではこのワゴンを押してメイドさんが車内を回ったのでしょうか。


1003182434 駅ネコさん(暗いですが右下にいます)とキハという無理やり写真。(笑

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2010年3月21日 (日)

荒川好夫さんの写真展に行ってきた

六本木東京ミッドタウンのフジフィルムフォトサロンで開かれている、荒川好夫さんの「北海道 冬」C62急行ニセコの写真展に行ってきました。
10036429 荒川さんといえば鉄道ジャーナルの表紙と思い浮かびますが、同誌の増刊号のC62ニセコ特集のグラフもまた強烈に記憶に残っています。

デジタル全盛の今日、写真展もプリンター出力が当たり前になっていますが、さすがはフジフィルムで行われるだけあって紙焼きでした。
あらためてモノクロプリントの階調による表現を堪能できました。
油が回ったロッドのぬめっとした感じとか、吹きすさぶ雪の様子など、デジでは表現しにくいところではないでしょうか。

ところで使用機材にたしかネオパンSSとプレスト400と記載されていたような気がしましたが、これって・・・

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2010年3月20日 (土)

18きっぷで岡山へ その2

1003172213 1時間ほど岡山電軌を撮影して倉敷へ。
水島臨海鉄道の末端部1.2kmに乗りにゆきます。

宮脇先生も完乗路線となった足尾線、タクシーを使っても残してしまった富山港線、イセエビの誘惑に負けた唐津線などで一駅残していますが、私も二俣線(途中の天竜川橋梁で撮影したため歩いてしまった)夕張線(夕張鉄道を撮るため鹿ノ谷まで)などちょこっと残してしまったものです。
私鉄でもここと伊予鉄道高浜線が末端部だけ残っていました。
1003172221 まずは常磐で降りて徒歩5分ほどの水島中央公園に保存されているD51842を訪問。
地元のカマではなく、切り詰めデフ、ギースル煙突の北海道形です。
上屋もあり機関車の状態も良さそうですが、周りをフェンスで囲われていて接近はできません。



1003172285 未乗区間の水島~三菱自工前は上り列車に乗ることにして中央公園から工場地帯を歩いて臨港線の車庫のある倉敷貨物ターミナルへ。
平日朝夕に動くキハ20が休んでいました。
手前の水島色も九州色みたいでこれはこれで良いと思いますが、こっちが来るとがっかりする人多いのだろうな・・・


1003172281 私鉄のDE11、DE701とDD501、1979年に訪問したときも主力だった機関車です。








1003172280 驚いたのは水島オリジナルのワフ16がまだ残っていました。









1003172320 線路と工場しかない誰も歩いてない広い道路を10分ほど戻って自工前からキハ20に乗車、車内にはJNRマークの扇風機が残っていました。







1003172323 倉敷市駅に到着したキハ20の2連。
ワンマンではなく車内を車掌さんが切符を売りにきます。

帰路は姫路、米原、大垣と乗り換えて「ながら」で帰京。接続が良すぎて途中で食事もできないので倉敷のKIOSKでおにぎりをパンを買い込んで11時間半かけて帰ってきました。


1003172331 米原~大垣で乗車した117系は復刻塗装車でした。

水島←三菱自工前 1.2km
私鉄営業キロ 7365.1km
乗車キロ 6525.3km
未乗キロ 839.8km
乗車率 88.598%

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2010年3月19日 (金)

18きっぷで岡山へ

例によって「ながら」で出かけてきました。さすがに岡山夜行日帰りは少々キツかったですが。
「ながら」で山陽方面に乗り継いでゆくと、休日ダイヤの場合はうまく接続していて岡山に10:37に着きますが、平日ダイヤだと兵庫、岡山県境が越せなくて1時間後になってしまいます。それならと赤穂線回りにしましたが、こちらも接続が悪く播州赤穂で30分待ちでした。
1003172096 赤穂線に乗るのは片上鉄道が健在のころ以来です、片上駅跡には保存車もあるのですが今回はパスして西大寺へ。
駅から徒歩15分ほどの西大寺バスターミナルの西大寺鉄道キハ7を訪問。
かつての西大寺駅跡から岡山行のバスが出てゆきます。
赤穂線は1時間に1本程度で、西大寺に寄ると後の予定が苦しくなりそうなので迷っていたのですが、水の丘さんのBlogで岡山行バスは10分ごととあったのでこれならば効率よく動けるのが分かりプランを立てました。
西大寺から岡山へ向かう路線は2本あり、乗車したのはかつての鉄道線とは離れたコースを辿りました。西大寺を出たときは乗客は3人だけでしたが途中で案外乗降があり、これならば10分ごと運転でも需要があるのかと思いました。
卒業式の看板が出ていた小学校前のバス停からは親御さんと卒業証書を持った女の子が乗ってきました、こんな光景に出会えるのも路線バスの楽しさです。
1003172103 天満屋のバスターミナルで下車、構内のさぬきうどん店で昼食をとって下石井公園のD51917を訪問。昨年来たときは工事中で柵に囲まれていましたが、上屋も付いて欠落していた煙室ハンドルも復元されていましたが、案内看板はありませんでした。




1003172113 前回岡山に来たときは超低床車MOMOは臨時検査中で乗れませんでした。
今回の岡山訪問の目的のひとつはMOMOに乗ること、清輝橋線の郵便局前電停に着くと電車接近案内でMOMOがもうじき到着すると出ていました。
富山、豊橋、鹿児島などで同タイプの超低床車は乗ってきましたが、MOMOは「つばめのデザイナー」水戸岡氏のデザインによるもの、内装も木を多用した独特のものでした。










1003172144 柳川の電停で清輝橋線に入ってゆくところを1枚。









1003172162 元日光軌道線の3000形をこれも水戸岡氏が大胆にデザインした「KURO」も撮影できました。

続きます。

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2010年3月15日 (月)

えちてつサポーターズクラブからお便りが来た

10036366一昨年、昨年と訪問した折に加入した「えちてつサポーターズクラブ」から新年度会員募集の案内が送られてきました。
今年は今のところ福井に行く予定はなさそうなので、同封されていた振替用紙で更新手続きをしました。

各地のローカル私鉄でこのようなサポーターズ組織が出来ていますが、加入方法が分かりにくかったり、駅で受け付けていなかったり、ポスターが目立たなかったりといったところも見かけます。
えちぜん鉄道はこの手の取り組みは先行しているだけあって、現地での加入申し込みは駅ですぐできますし、アテンダントさんが乗務している列車ではそこで用紙もいただけます。

遠方の者が加入しても鉄道利用促進には繋がりにくいのですが、そこはまぁ枯れ木も山の賑わいということで、鉄道を応援する気持ちをもつ者として言葉は変ですがお布施のつもりで。

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2010年3月14日 (日)

いすみ鉄道に乗ってきた その3

1003102006国吉駅から徒歩20分ほどの養護学校で休憩所に使われている東急デハ3455を訪問。
公道からもよく見えるところにありました。
このころになるとすっかり晴れ上がって気温も上がってきました。














1003101994 国吉駅近くで見かけた看板。
製作所ではなく調整所というのでしょうかね?
そういえば某神社で鏡餅調整所という看板を見たことがあります。
国吉駅に戻ったら菜の花が線路の両側に咲いていた城見ヶ丘に行くつもりだったのですが、下りは駅に戻る直前に出てしまっていました。
上りもしばらくないので、一駅大原側の新田野まで歩きました。

1003102011 新田野駅周辺では菜の花が3分咲きくらいでした。

















1003102015 次の下りまでしばらく時間があったので駅で一休み、地元の方が飾られたと思われる小さなお雛様、時刻表と並んで大多喜高校の学生さんの沿線での利用促進活動や駅のお掃除の様子なども貼られています。
鉄道存続を願う気持ちがひしひしと伝わってきます。



1003102026 次の下りは光線はよくないのですが、菜の花が一面に咲いている畑から。ちょうど小学生の下校のころで、道路際でカメラを構えている私にも「こんにちは!」と元気良く挨拶をして行きます。
「なに撮るんですか?」と聞いてきた子もいたので、「菜の花がきれいだからいすみ鉄道と一緒に撮るんだよ」と答えたら笑顔で「いい写真撮ってくださいね」
なんだかとてもぽかぽかした気持ちになりました。

1003102047 この子たちが高校生になるころもずっと鉄道が走り続けていてほしいものです。










1003102055

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2010年3月13日 (土)

いすみ鉄道に乗ってきた その2

1003101985大多喜から3駅戻って国吉で下車。
いすみ鉄道は昨年からムーミン列車として車体にイラストを貼ったりしていますが、国吉駅舎内にはムーミンショップもあります。
駅構内ではスナフキンが列車をお見送り。

ところでこのムーミンショップ、公式サイトでは土・休日の営業、となっていましたが、この日は平日でしたが開いていました。
お店の方に聞いたらGWまでは毎日営業しているそうです。こういった情報はサイトではこまめに修正してほしいところですが、外注なので小回りが効かないのかな?






1003101990 駅舎を出たら向こうからネコがやってきました。
人懐こいのか、ここは自分の縄張りだと思っているのか、足元までやってきて臭い付けをして行きました。
















1003101992 悠然と駅前広場を横切ってゆきました。

続きます。

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2010年3月12日 (金)

いすみ鉄道に乗ってきた

100310192810日はいすみ鉄道に乗ってきましたので、そのレポを。
近場の日帰りなのでろくに時刻表も調べず8時過ぎに自宅を出ました。
てきとうに出かけた割には千葉での外房線の待ち時間は10分ほど、運良く113系だったので昼にはちょっと早いもののホーム売店で「万葉寿司」を購入、480円也。
このお寿司に限らず、万葉軒は1000円以下のお手ごろなお弁当を取り揃えているように見受けられました。

1003101933 この日の天気は雨、予報では午後は晴れるということだったので午前中は茂原郷土資料館に寄って人車を見てゆくかと考えていたのですが、寝入ってしまって気が付いたら茂原を発車するところでした。
そのまま大原まで行っていすみ鉄道に乗換、平日の昼間なのに2連がやってきました。
試験なのか高校生がかなり乗っていて、それに続いて団体さんも降りてきました。
地方私鉄はきびしい経営状況を打開するために団体を誘致していますが、近年の「鉄道ブーム」もあって同じ千葉県の銚子電鉄、小湊鉄道などとともに日帰り団体ツァーがけっこう入っているようです。
1003101951 沿線の菜の花の咲き具合を見ながら大多喜へ。
待合室では懐かしの国鉄ポスター展というミニ展示がされていました。







1003101953 待合室中央には机が置かれて、いすみ鉄道オリジナルのお菓子が並べられています。
先に紹介したもなかのほか、揚げ濡れ煎餅の「い鉄揚げ」気動車のパッケージに入った「ハーブおかき」(これはクセになる味です)など購入。
とにかくここのお菓子は外れがありません。


1003101958
大多喜に着いたときはかなりの降りだったのですが、次の上り列車を待つ間に雨は上がって一転ぽかぽか陽気となりました。

大多喜駅構内の枕木は「枕木オーナー」のプレートが並んでいます。
大多喜駅構内の枕木オーナーはめでたくもいっぱいになり、現在は国吉駅分の募集をしています。

1003101967 そろそろ上りが来るかなとホームに出て行ったら、この列車に乗る団体さんがやってきました。
驚いたことに到着した列車からも団体さんが降りてきて、少なくともこの日は3組が利用していました。
菜の花の時期の稼ぎ時ということでしょうが、観光鉄道として生き残ろうという取り組みが実を結んでいるようです。

続きます。

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2010年3月10日 (水)

いすみ鉄道もなか

1003637018きっぷシーズンになりましたが臨時列車になってしまった「ながら」の運転は今週末から。なんかだんだん運転日を縮小してゆくような気がします。
ということで本日はいすみ鉄道に行ってきました。
「花のスポンサー」を募集していると公式サイトにありましたので大多喜駅で申し込み。
一口1500円で一日乗車券付き、一日乗車券は1000円ですので500円がカンパということになりますが、これだったら気軽に参加できます。

10036368 銚子電鉄を見習ったのかいすみ鉄道でも各種のオリジナルお菓子を発売しています。
最近出た「いすみ鉄道もなか」など買い込んできました。
リーフレットにはもなかの説明ではなくパッケージの車両の解説でした。





10036369 パッケージは6種類ありますがお味はみな同じ、レールバスを模ったもなかは都電もなかとそっくり、求肥入りというところも一緒です。
なかなか美味しいもなかです。





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2010年3月 8日 (月)

バースデイきっぷで四国乗り鉄 その6

1002241889この日は昼に高知駅で買ったかつおめしを食べた後、室戸岬、甲浦駅で時間があるのでパンくらい買えるだろうと思っていたのがなにも買えず、空き腹をかかえて小松島の公園を往復しました。
南小松島駅内に入っているパン屋さんで菓子パンを購入、やっと一息つけました。
徳島駅で駅弁を探しましたが残っていたのはアンパンマン弁当だけ、これはちょっと・・・と駅ビル地下の食品売り場に行ってみると寿司などが見切り価格で並んでいました。
「ぼうぜ」の姿寿司と鯖寿司を購入。ぼうぜとはどんな魚が分からなかったのですが、身が柔らかく頭から丸ごと食べられました。
帰ってから調べたら関東ではエボダイ、関西ではシズと呼ばれている開きでおなじみの魚で、姿寿司は徳島の郷土料理だそうです。
1002241884 ついでに今回使ったきっぷも撮影。
バースデイきっぷは本当に乗り徳、お買い得です。
2日間しか使えませんでしたが、3日あれば四国一周もできます。
また来年2月は四国に来ようかと思いました。




1002241910 徳島からうずしおで高松へ、ここからサンライズ瀬戸で帰京します。
宮脇先生が讃岐うどんのスタンドの湯気の向こうに居並ぶ気動車急行が四国の玄関口高松の風景、と書かれましたが、今は電車が幅を利かせています。
うどんのスタンドは「連絡船うどん」として健在、店頭には看板代わりでしょうか、眉山丸の操舵輪が置かれていました。
そういえば宇高連絡船に乗るといつもうどんを食べていたなぁ・・
寿司を2パック食べてしまったのでうどんはあきらめました。







1002241920 サンライズは今回初めて乗車です。
ご予算の関係でゴロンとシートでしたが熟睡していて岡山の併合も気が付きませんでした。
次はソロかシングルかと思うものの、そうなると飛行機利用のほうがお安くなるのでいつになることやら・・・

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2010年3月 5日 (金)

バースデイきっぷで四国乗り鉄 その5

1002241780室戸岬から再びバスに乗って阿佐海岸鉄道の終着駅甲浦へ。
バスの車窓からは時折お遍路さんも見かけました。

阿佐海岸鉄道の車両は高千穂鉄道から来たASA300。
車内には本棚があり、四国の観光情報誌などにまじって、同車を紹介した鉄道ピクトリアル2009年新車年鑑も置かれていました。










1002241782 わずか2駅だけの阿佐海岸鉄道とJR牟岐線が接続する海部駅、2面2線で1番線がJR、2番線が阿佐海岸鉄道の様式の駅名票が設置してありましたが、直通列車もあるため完全に区分して使っているわけではないようです。
画面奥には海部駅名物の「山の無いトンネル」が見えます。
また高架駅ですが、1番線と2番線の間には踏み切りがあるという、いろいろ見所のある駅です。
接続列車はキハ40でしたが、牟岐線のホームかさ上げ工事が終了するとJR四国オリジナルの1000、1500形の運用も始まるとのことです。
1002241797 牟岐線の各駅停車で南小松島へ、ここから歩いて10分ほどの小松島港駅跡に保存されているC12280+オハフ50272を訪問。
小松島駅跡の公園には夕方でネコの散歩のお時間?のせいか何匹も見かけました。




1002241805 民間航空発祥の地碑なんてものもありました、その傍らには毛並みの良さそうなネコさんがこっちを見ています。








1002241818 C12+オハフ50が保存されている旧機関区跡地の小松島ステーションパークSL記念広場はネコの集会所状態、広場にネコが点々と座り込んでいました。

土佐くろしお鉄道  中村線  窪川~中村  43.0  2010-02-23
7365.1  6449.3  87.566%

土佐くろしお鉄道  宿毛線  中村~宿毛  23.6  2010-02-24
土佐くろしお鉄道  阿佐線(ごめん・なはり線)  後免~奈半利  42.7  2010-02-24
阿佐海岸鉄道  阿佐東線  甲浦~海部  8.5  2010-02-24
2月24日現在 私鉄営業キロ7365.1km  乗車キロ6524.1km  未乗キロ841.0km  乗車率88.581%
続きます。

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バースデイきっぷで四国乗り鉄 その4

Img_6354s1時間ほどの土電訪問を終えて高知駅へ、構内のお土産屋で土電の行先板をネタにした「ごめんせんべい」を購入、税込み525円也。
軽い口当たりの瓦煎餅に「ごめん」の焼印が入っています。
対になる「いの」もセットにしてくれれば良いのに。
同梱のリーフには「ご購入の際はごめんくださいと言ってお買い求めください」とあります。

10002241724 高知駅始発のごめん・なはり線直通の安芸行に乗車、11時台の列車でしたがほぼ座席が埋まっていました。








1002241730 車内で高知駅構内のKIOSKコンビニで購入した「土佐かつおめし」をいただきました。500円也。
売り場には駅弁はなく、いわゆるコンビニ弁当が並んでいるなかで高知らしいものということで選びましたが、ボリュームが少々足りなかったものの、お味はあっさり目でなかなかおいしいお弁当でした。
右上にはなぜかタコヤキが入っています。


10002241756 安芸でなはり行の乗り換えて終点へ。
やなせたかし氏デザインの「なは りこちゃん」がお出迎えする高架駅からバスに乗り換え、室戸岬へ向かいました。







1002241763

阿佐海岸鉄道の甲浦まで行くバスまで40分ほど、室戸岬の遊歩道を回ってきたらネコが気持ち良さそうに転がっていました。

続きます。

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2010年3月 2日 (火)

都庁の写真展「東京・あの日・あの時」

100302134053s東京都の広報カメラマンが撮影した昭和20年代から現代までの所蔵写真がデジタルアーカイブ化されたそうで、そのうち100点が本日から都議会議事堂1階のギャラリーで公開されました。
さっそく行ってきましたが、せっかくの展示なのに期間が5日までと大変短いのはどういうことでしょうか。
ポスターは銀座通りをゆく都電1000形、昭和30年の撮影です。










100302134030s 撮影日は記載してあるものの、場所の表示がない写真も多いのは記録が残っていないからでしょうか?
撮影者の名前も記載されておらず、「都庁広報カメラマン」とだけあります。

展示された写真は5日から東京都公式サイトでも見られるようになるとのこと、それ以外は4月より都庁の都民情報ルームの閲覧用PCで見られる予定です。
写真は営業用としては使えませんが、個人でも学術、文化普及の目的であれば使えるそうです。

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2010年3月 1日 (月)

バースデイきっぷで四国乗り鉄 その3

1002241612南風を高知で下車、次の乗車路線、ごめん・なはり線の列車はすぐに接続がありましたが、その先のバスの連絡がよくないため次の列車にして、1時間ほど土電を撮影。







1002241620 乗車した206号の車内には「私の履歴書」が掲示されていました。
秋田→岡山、岐阜、高知といた都電6000のコピー車も今やこの土電200だけになりました。






1002241637 桟橋通り5丁目終点、ここの降車用ホームは前扉までしかありません、全長5mもないくらいで、たぶん日本一短いホームではないかと。
















1002241679 終点のひとつ手前、というよりも交差点を隔てたところに車庫があります。
外国電車、旧塗装、広告電車と色とりどりの車両が並んでいます。







1002241669 車庫に併設されている土佐電鉄本社屋の一角にある「電車グッズ展示・販売コーナー」ミニ資料館といった施設です。
グッズといってもお土産品ではなく部品が中心でした。
展示品には鉄道線の安芸線の閉塞器やおなじみの「ごめん」「いの」の行先板もありました。



1002241662 本社屋入口横の飲料自販機は低床車100形を模したものでした。

続きます。

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