電気車研究会からハガキが来た
予約していた5月14日配本予定の「日本の客車 復刻版」が配本遅れになるとのことで、わざわざお知らせハガキが来ました。
この本予約した人で発行が遅れて文句いう人はいないと思うけれど・・・律儀ですね、いかにもピクの発行元らしいというか。
この「日本の客車」は復刊が望まれていた本です。
なにしろ類書がありません。機関車、電車の歴史を綴った書物はたくさんありますが、日本の鉄道の歴史とともにあった客車に関するまとまった資料は私が知る限りこれしかありません。あとは100年史をたんねんにあたるとか。
古本相場も大変なことになっていて・・・
今回の復刻版もいいお値段ですが、恐らくそうたくさんは刷っていないはずで書店店頭には書泉など鉄道書に力を入れている数店を除き並ばないと思います。
鉄道史、車両史に興味のある方は今回逃すと絶対後悔しますよ、いまからでも予約は間に合います!
いやほんと、明治、大正期の客車の資料は少ないんですよ。
たとえば鉄道が出てくる文学のような研究をしようにも夏目漱石の乗った客車はどんなのだったか、当時の標準型客車の写真すら探すのに苦労するはずです。
| 固定リンク
コメント