ためたマイルで南九州へ その2
宿泊したのは人吉駅のロータリーを挟んで本当に駅前のビジネス旅館、かなり歴史がありそうなので、蒸機現役時代にもお世話になった方いるのでは?
お風呂が温泉でゆったりできたのは良かったのですが、モーニングコールを仕掛けたつもりが鳴らなくて、翌朝目が覚めたら乗車予定の2番列車の出る10分前!
宿からホームまで3分、トイレと洗面で3分、着替えで2分、と妙に冷静に計算しながら準備して、小走りにくま川鉄道乗り場へ。
3セク接続駅ではよくあるのですが、JRと入口が別になっている場合が多く、昨夜到着後に「こんなこともあろうかと」乗り場を確認しておいたので助かりました。
ホームに着いたのは発車1分前、JRの改札に向かっていたら危なかったかも。
湯前行き3D先頭はイベント対応車KUMA1ことKT-203、唯一の交換可能駅あさぎり(旧名免田)で交換列車を待っています。
ここにはいくつか高校があるので、車内は通学生でほぼいっぱいでした。
交換の人吉行上り1番の2Dはなんと5両編成、しかもすべての塗装が異なっています。
くま川鉄道の在籍車両は8両、すべての車両があさぎり駅に集結したことになります。
検査は学校休みの時期に集中してやっているのでしょうか、予備車なしの運用とは驚きました。
こちらの列車も学生さんでいっぱいでした。
まずは湯前まで乗り潰し、国鉄時代は妻線の終点杉安から国鉄バスを乗り継いでやってきた駅ですが、駅そのもののは全く記憶に残っていませんでした。
このときは国鉄バスの駅もあった村所で乗換だったのですが、村所~湯前間の道路が不通になっており、バスは運休。
湯前の営業所に帰る運転士さんと車掌さん(女性車掌が健在でした)のバンに帰宅する小学生数人と便乗させてもらいました。
もう時効でしょうが、規則からいったらこれはマズイことだったのかもしれませんね。
駅前バス停の「村所」の文字を見てそんなことを思い出しましたが、バンを降りてどこに泊まったのかはきれいさっぱり忘れてしまっています。
湯前駅舎は国鉄時代のままでしたが、帰路に降りた多良木駅はくま川鉄道に転換された後の1997年に改築されました。なかなかユニークな外観ですが、これはなにをモチーフにしているのでしょうか、時間限定ながら駅員さんもいます。
多良木駅では工事中の寝台車を使った宿泊施設の様子を見て、駅の回りをぶらついていたらこんなの発見。
「国鉄」健在です。
後ろの運賃表も多良木駅に掲示されていたものでしょうか、東海道本線や広島市内、神戸市内の表示が全国組織国鉄を物語っています。
しかし色あせないでよく残ってるものです。
続きます。
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コメント
おぉっ!これが噂のくま川鉄道の朝5連ですね。
最後尾が例のKT-31形ですな。
私も最初で最後のブルトレで熊本まで行った際に狙ったんですが、
朝の熊本市電5000形の方が重要だった(既に新車の
投入が噂されていた)のでパスしてしまいました。
投稿: 水の丘 | 2010年6月11日 (金) 00時18分
ローカル私鉄の定期運用で5連は最長ではないですかね。
少子化で高校も統合、クラス縮小が続く中でいつまでこの姿が見られるでしょうか・・・
投稿: TADA | 2010年6月12日 (土) 22時23分