ためたマイルで南九州へ その1
これまたいまさらですが、4月にくま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道を乗ってきたレポを。
嘉例川駅訪問の続きです。 今回の旅行は約2年でためたマイルを無料航空券に変えてのもの、Lowシーズンの4月になるのを待って、どうせ行くならば少しでも遠くへという貧乏根性で鹿児島IN、熊本OUTで計画しました。
鹿児島空港からタクシーで嘉例川駅へ、築100年を越える駅舎をじっくり見た後、普通列車で吉松へ。
この駅を訪れるのは32年ぶりです。
ホームの佇まいは変わらないものの、南方に広がっていた機関区は更地になっていました。
九州のキハ47は冷房化でベンチレーターが撤去されているんですね。
ホームにはこんなものも健在、サボ置き場。
駅横に保存されているC5552を訪問。
大変素晴らしい状態で大切にされています。
足回りには油が塗られ、エアタンクから配管が伸びていました、定期的に汽笛吹鳴をしているのでしょうか。
キャブの中の圧力計も生きていました。
C5552のいる駅横の公園は鉄道関係の展示物が点在しており、小さな資料館もあります。
平日の17:30すぎということもあって閉まっていましたので、入口のガラス越しに1枚撮影。
駅舎を挟んで公園との反対側には鉄道100年を記念して設置された48674の動輪、開業記念碑、跨線橋の柱などのモニュメントが設置されています。
そろそろ人吉行の発車時刻なのでホームに向かったら、側線跡に「祝・100周年」の花文字が浮かんでいました。
真幸あたりで暗くなってしまい、矢岳越えの車窓は翌日のお楽しみに残しておきました。
しかしエンジン出力増強しているとはいえ、1エンジンのキハ40で矢岳声越えしているとは思わなかったよ・・
ちなみにお客さんは私のほか1名でした。
こちらも翌日乗るくま川鉄道の夜景を1枚。
イベント車KUMAが最後尾についていました。
宿を出て食事のできそうな店を探したものの、お酒を飲めない私には敷居が高そうな店しかやっていません。
やっとみつけたお店は閉店15分前でした。
肥薩線御膳という名前に惹かれて注文、1050円也。
品目は多いけれど量は少なめという、女性向きのメニューでした。
続きます。
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コメント
こんにちは。
この「C55-52」といえば、九州鉄道記念館館長代理で、元・食堂車のコックとしても知られた宇都宮照信氏がこの前で結婚式を挙げた事でも知られています。
今でも大切に保存されているのがいいですよね!
投稿: みゃあみゃあ | 2010年6月10日 (木) 10時30分
吉松は鉄道の町で国鉄OBの方もたくさんいらっしゃるのでしょう、定期的に手入れがされているようです。
機関車の回りで撮影していたらなにやら空気の漏れる小さな音がするので、探ってみたら助士側のエアータンクから配管が新規で起こされて汽笛に繋がっていました。
鉄博のC57135のように汽笛吹鳴もやっているのでしょうか。
投稿: TADA | 2010年6月10日 (木) 21時32分