鉄道の日きっぷで大井川へ
18きっぷの秋版ともいえるこのきっぷ、相変わらず宣伝されていないですねぇ。
チラシもポスターも見かけませんが、ためしに指定券券売機のおトクなきっぷボタンを押してみたらちゃんと発売されていました。
今年になってから使っているCanon20Dが時折シャッターが引っかかるようになって、修理に出すよりはそろそろ乗り換えるかと思っていたところで60Dの発売予告、これが出たら中古相場は下がるはず、と60D発売までがまんして20Dを使っていました。
新宿の中古屋さんで2週間前よりも1万円安くなった40Dを購入、その試運転で大井川へ行ってきました。
紅葉にはまだ早い平日なので蒸機列車は1往復だけ、安直に第1橋梁で撮影、牽引は大井川のヌシ227号機、お座敷込みの5両でしたが補機にいぶき501が付いていました。
きっぷは川根温泉の入場券が付いた金谷~笹間渡往復乗車券「ふれあいの湯クーポン」1820円也。
乗車券だけで同金額なので、温泉入浴料分おトクになっています。
101列車を撮影して温泉に向かったら驚いたことに平日だというのに駐車場は8割方埋まっています。
入館して下足箱を見るとたしかに使用中が半分以上、駐車場には大型バスはいなかったので、みんな個人客でしょうか、盛況でなによりです。
ちょっとお腹も空いていたのですが、食事処の大広間も一杯だったので先に温泉へ。
旅行中に昼間から風呂に入ることはいままで何度も経験していますが、こんなに混んでいるのは初めてでした。
露天風呂ではおじさんたちが浴槽につかったり周りに座っていたり、中には寝ている人も。
なんだか動物園のシロクマとかアザラシみたいだとふと思いました。
だらだらと湯に浸かって、空いてきた食堂で二色丼などをいただいてもまだ14時ちょっとすぎ、上り102列車通過まで2時間あるので、2階の休憩室に上がったところ、ここのベランダは見事なお立ち台でした。
ただし休憩室に使われるのは平日だけで休日はここも食堂として営業しているとのことなので長居はできないかもしれません。
102レを撮って次の上りで帰路につきましたが、交換でしばらく停車した家山のホームの端にリヤカーとともに電車を待つ人が。
二昔前だったら郵便屋さんか荷扱いの職員さんがこうして列車を待つ姿はよく見られた情景です。
社用品でも積んでくるのかと思いましたが、制服じゃないから駅員さんではないですね。
到着した電車からは新聞が降ろされました。
今年春に千葉の新聞列車が廃止になりましたが、まだまだ残っていたのですね。
あまり話題にならないのは休日は夕刊が休みなので目にする人が少ないからかもしれません。
養老鉄道でもこういった新聞輸送が行われていましたが、ほかでも知られざる「荷物輸送」はしぶとく生き残っているのかもしれません。
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