日光から足尾へ その2
大井川での40D試運転が間に入ってしまいましたが、日光駅の続きです。
開通120周年記念イベントのひとつとして貴賓室公開が行われていました。
入場券を購入してホームに出ると左手に貴賓室があります。
中央下のソファーは大正天皇の座られたもの、部屋そのものは意外と狭いなという印象でした。
考えてみればこの部屋を使うような方は分刻みで行動されているわけで、駅で列車を待つということはあまりなかったのでしょうね。
皇室関係の鉄道施設といえば原宿駅の宮廷ホームが有名ですが、毎日通勤で横を通っているのですが前庭などコンクリの隙間から雑草が生い茂っています。
実際これから使われることはないのかもしれませんが、国鉄時代はこんなことなかっただろうな、と見るたびに感じております。
駅舎2階のホールでは写真展が行われていました。
157系の国鉄広報写真と思しきものに車内でウクレレを弾くグループの写真もありましたが、今こんなとこやったら顰蹙ですね。
入口に置かれた感想ノート、さすが世界の観光地NIKKOです。
係員こそいませんが、駅舎内には外国語パンフレットコーナーも設置されておりました。
ちらほら外国からの観光客の姿も見えましたが、やはりとなりの東武の駅に比べると閑散としていましたが
団体専用改札から修学旅行の小学生たちが降りてきて、ガイドさんに引率されて東武駅との間にある駐車場に向かって行きます。
往時の盛況ぶりを垣間見るようでした。
日光駅前から市営バスで足尾へ。
乗り合わせた方はお年を召した方数人でしたが、車内で戦前の足尾の生活の様子など話されていて、興味深く耳を傾けていました。これもローカルバスの楽しさのひとつです。
天候の話題ではやはりこんなに暑い夏は足尾でも初めてと言われていました。
続きます。
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