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2010年10月11日 (月)

日光から足尾へその3

1009298985足尾へ向かうバスの乗客は6人、トンネルを抜けて足尾線と出会うところで右折して間藤駅前、さらにその奥の本山へと寄り道します。
以前東武バスの時代に乗っていますが、そのときは直行していた記憶があります。
間藤から奥は初めてみる景色で、貨物線の廃線跡や1890年(明治23年)にかけられた道路橋「古河橋」も車窓から見えてちょっとトクした気分でした。
足尾駅前でバスを降り構内の保存車両をスナップ、キハ30、35は近年整備され今にも動き出しそうな様子です、他の入換機などはシートを被っていました。
1009298989 一駅乗って通洞へ。
平日の日中なので単行だろうと思っていたら2連、団体さんが乗っているようでした。
通洞駅は1面ホームながら女性駅員さんがいます。
運転士さんと手を掲げあい列車は出発して行きます。



1009299005 通洞駅から徒歩5分ほどの足尾歴史館へ、ここには足尾の町を走っていた「ガソリンカー」が復元、運転されています。
運転日は原則第2土曜日ですが、入館時に受付にガソリンカーの見学をお願いしたらどうぞどうぞと案内いただき、保管テントを開けていただきました。
さらにフォードのエンジンも見えるようにエンジンルームカバーも跳ね上げて、とマニアの気持ちを掴んだ対応をしていただきました。
でもこの画像、うっかりカバーをあげたまま全体も撮影していたのに後から気が付いた・・・








1009299036 こちらも動態保存のB形DLと客車、客車は向ヶ丘遊園地で使われていたものでしょうか?

館内にも足尾銅山の歴史を物語る貴重な資料、写真も多く、「ガソリンカー」や足尾線の様子を写したものもかなりあります。
田中正造が足尾を訪れた折の写真もありましたが、晩年の写真しか知らなかったので恰幅の良い大柄な人だったのが意外な思いでした。
資料館前庭にはナベトロなども展示されており、これだけ撮影するならば入館料はかかりませんが、これだけの施設を維持しこれからも増強してゆこうという資料館ですので、ぜひ写真撮影だけの方も入館料(350円 正式には一日会員と呼んでいます)を支払って見学してほしいと思います。
続きます。

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