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2011年4月21日 (木)

九州のケーブルカーに乗ってきた その2

1104152763_2 八幡駅に戻りJRで一駅乗って黒崎へ、ここから宿をとった直方までは筑豊電鉄を利用しました。
車体更新車はいるものの、全車吊り掛けで車内には切符販売こそしないものの車掌さんも乗務といまどき貴重な路線です。
車両は路面電車タイプですが、鉄道線なのでけっこうスピードは出ますし、アップダウンもあるので久しぶりに吊り掛けのうなりを堪能しました。
終点の筑豊直方は1978年に訪問して以来ですがほとんど様子は変わっていませんでした。
1104151137 宿は名前だけは立派なビジネスホテル、フロントでおばさんに「シャワーでいいね」と有無をいわさずカギを渡された部屋は狭くはないもののテレビは100円入れるブラウン管式のもの、目覚まし時計も電話も無くモーニングコールは設定できず、風呂はあるもののシャワーのみで使用のこととの張り紙、3500円だとこんなものか・・・
夕食は黒崎駅で買ってきた折尾の名物駅弁かしわめし、850円也。
売店では750円のものもありましたが100円の差ならばと、付け合せの差みたいです。左下の餅は直方駅前の露店で購入したもの。120円也、出来立てでやわらかくておいしかったですが名前を忘れてしまった・・・
この時はなんで露店がこんなに出ているのだろうと思ったのですが、翌日石炭記念館に行く途中の看板で駅裏手の多賀神社で「擲桃(てきとう)祭」というお祭りだったことを知りました。
1104162776 石炭あ記念館前庭には貝島炭鉱専用線のコッペル32号とC11131、石炭車や坑内人車などが展示されています。
開館時間前なので見られるかどうか分からなかったのですが機関車がある場所は時間外でも入れました。
あまり時間がなかったのであわただしく撮影して駅に戻ったのですが、本館の裏手に坑内用電気機関車などもあったのを見落としてしまいました。
次回訪問の宿題です。

1104162811 時計を気にしながら駅に向かう跨線橋を渡るところで平成筑豊鉄道伊田線の直方行きがやってきました。これの折り返しにのらなければならないので早足で駅に向かいました。
ところで伊田線はかつての石炭輸送の大動脈、堂々たる全線複線の路線です。
3セク化されても複線は維持されていますが、非電化複線は今ではここと函館・室蘭本線くらいではないでしょうか。

1104162814 直方駅舎は初代博多駅舎を移築したものと言われる明治建築で、画面左にも「直方駅舎101歳」の横断幕が見えます。
が訪問時は新駅舎がまもなく竣工というところで、この歴史ある駅舎はどうなるのか、このままお役ごめんにはならないようですが。

続きます。

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コメント

非電化複線,うちの近所にもあります.

投稿: 田駄雄作 | 2011年4月22日 (金) 21時53分

田駄さん
あ~そうでしたね、すっかり忘れてました。

投稿: TADA | 2011年4月23日 (土) 21時27分

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