九州新幹線に乗ってきた その6
やっと新幹線が出てきます。
予定よりも1時間ほど早かったので、熊本城内の植物園に保存されている林鉄の機関車を見に行こうかとも考えたのですが、またいつ雨が激しくなるか分からないので先に進むことにして通町筋から市電で終点の田崎橋まで移動。
熊本駅前~田崎橋は軌道が道路の西側に移設、芝生軌道化されここを超低床車が走る姿はちょっと日本離れした情景です。
田崎橋からバスで目的地に向かおうと考えていたのですが、バス停の表示が分かりにくくどの系統に乗ればよいか分からないのでやってきたタクシーに乗ってしまいました。
話好きの運転手さんで、九州新幹線が開業したもののお客さんが全く来ないとぼやいていました。
熊本で見たかった市電403号、元大阪市電の「くの字」901形932号、公民館として使われています。
台車は無く、車内もシートは撤去されており、反対側の中ドア前には立派な玄関が設置されていますが、廃車後40年近く経つものの外観は面影を良く残しています。
島町第2公民館、が正式名称で、島町公民館と紹介されている場合もありますが、それだとまるで別の場所の公民館になってしまいます。
帰りは最寄のバス停に出たら折り良くすぐにやってきて駅前まで乗車。
乗車予定の列車まで15分ほどあったので駅前の歩道橋から移設された駅前電停に出入りする市電を撮影。
ここでまた雨が降ってきました。
結局予定より1時間早い列車で新八代に移動、新幹線も1時間早い便になりました。
あ
新八代は前回リレーつばめ→つばめの乗換えだったので在来線ホームからの乗換えは初めてです。
跨線橋の上の在来線改札から一旦地上に降りて新幹線駅に入ることになっているは思いませんでした。
なんだけとって付けたような連絡駅という印象でした。
ここで駅弁を仕入れるつもりだったのですが売店を覗いてもおにぎりくらいしか置いていません。
乗るのは「さくら」なので車内販売に期待してホームに上がりました。
乗るのは博多行きですが「さくら」なのでN700系だろうと思っていたら表示を見たら6両、800系でした。
N700系には乗れなかったものの、普通車も2-2列シートの800系はゆったりできるのでこれはこれで良かったかなと思いました。
車内販売が回ってきたのでお弁当とコーヒーを購入、八代、新八代には名作駅弁の評価も高く駅弁大会でも人気の「鮎屋三代」「天草大王地鶏めし」があります。
新八代でどちらを買おうか皮算用をしていました。
車内販売にはそのどちらも積んでいませんでしたが、「鮎屋の極薦」という両方が味わえるという願ったりのお弁当がありました。1100円也。
さすがに鮎は小ぶりですが丸ごといただける甘露煮のお味は一緒、鶏飯もおいしくいただきました。
博多駅には16番線に到着、すぐに鹿児島中央行きの「さくら」N700系が入線、ゴミ箱が邪魔ですが一応並びが撮れました。
ってやっと新幹線画像が出てきました。
飛行機の時間まで余裕があったので、博多駅から徒歩5分ほどの出来町公園にある「九州鉄道発祥の地」記念碑を訪問、旧博多駅のあった場所だそうで、C6118の動輪が碑を挟んでいます。
碑の幅は1067mm以上あるようでガニ股です。
これで撮影終了、地下鉄で空港に行きましたが、またまた機材変更がありチェックインに時間を取られました。
駅にゆけばすぐ乗れる鉄道はやはり便利ですね。
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