いすみ鉄道とポッポの丘に行ってきた その2
その2ですが時間はさかのぼって当日朝から。
錦糸町で千葉行き快速を待っていたら上り線にこんなのがやってきました。
千葉で209系の外房線に乗換え、千葉駅も大分209系が増えて来ました。
茂原で降りて駅から2kmほどの郷土資料館へ向おうとバス乗り場で時刻を確認したら・・
資料館公式サイトからリンクされていた時刻表は古かったようでちょうど良いバスがありません。
仕方なくタクシーに乗ったら運転手さんは資料館を知らず営業所に無線で確認する始末。美術館と併設の立派な市立の郷土資料館
の入り口に古めかしい人車が鎮座しています。足回りがなくまるでお神輿に乗っているようです。
しかしよくこんなものが残っていたものです。
帰りは駅までぶらぶら歩いて戻りました。
資料館のある茂原公園を出たところのお寺の参道で骨董市をやっていました。
都電のサボも並んでいました、店主に値段を聞くと・・・とても買えません。
2枚まとめてなら安くするよ、とは言われたものの、1枚5ケタは出せませんよ。
下のサボは系統番号、ローマ字入りの東京オリンピック前後に使われたもの、27のローマ字入りは初めて見ました。
どうせ買えないのだからと、店主にこれはそうとう珍しいものだ、と吹き込んでおきました。
茂原の街は古い商店も数多く残っています。
昔ながらの佇まいで営業中のお茶屋さん。
いすみ鉄道乗換えの大原へ、いすみ鉄道のりばの前の自販機はキハ52とLEカー仕様。
この塗装の自販機、沿線あちこちで見かけました。
大原駅は売店も出来ていて、いすみ鉄道オリジナルのお菓子やグッズを売っていました。
ビンの飲料も置かれていますが、これはキハ52のセンヌキを体験するためのもの、さすがマニアな社長さんの会社です。
駅弁も売っています、大多喜ゆかりの本多忠勝の名前をいただいた忠勝弁当、その名のとおりカツのお弁当で地元の仕出し屋さんが作っています。
お茶付きで1000円也。
駅売りのプラのお茶容器、ここで売られているということはまだ扱っているところは他にもあるのかな?
さてお弁当の内容は厚い大きなトンカツ、これだけでも満足感を味わえますが、付け合せのタケノコの煮物、タコの甘煮がまた美味しくて、タコをメインにしたお弁当も出して欲しいと思いました。
とにかくこれで1000円はそうとうかんばっています。
カツが大きいのでソースが2袋ついているのも心憎い気配りぶりです。
ぜひいすみ鉄道訪問の際には食べていただきたいお弁当ですが、キハ52以外はロングシートなのでそこはご注意を。 大多喜には午前中の1往復を終えたキハ52が給油を受けていました。
次はこれに乗ってお弁当をいただきたいものです。
大多喜駅から100mほどの房総中央鉄道館へ、ここは以前来たときは休館でした。
入館料200円のところいすみ鉄道のきっぷを示すと100円に。
館内入るとすぐにNゲージの大レイアウトが展示されています。
反対側は即売コーナーで部品などが並んでいました。
奥が展示コーナーでここは撮影禁止、千葉ゆかりの部品中心のコレクションでした。
なぜかMJ号も・・・
そういえばエイリアン?のフィギュアもたくさん並んでいましたが、オーナーの趣味?
大多喜から折り返してポッポの丘最寄り駅の上総中川へ、国鉄時代の鳥居健在、と思ったら「制作大多喜高校美術部」の文字が。
フォントも一見国鉄風ですね。
待合室の裏に掲示されている駅名票、こちらは国鉄からのもの?
ちなみにここが駅入り口になります。
大多喜から大原に向うキハ52を撮ろうと待っているとキジトラさんが線路巡回してきました。
大多喜駅で購入した復興応援切符、いすみ、三鉄、ひたちなかの縁起の良い駅名を集めたもの、震災で大きな被害を受けた三鉄、ひたちなか支援の切符です。
券面の表記がそれぞれ微妙に違うところがまたマニアック。
下は茂原市郷土資料館で購入したエハガキ、短命に終わった南総鉄道を写した貴重なヒトコマをこうしてエハガキにして配布していただけるのは大変うれしいものです。
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