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2011年9月23日 (金)

大人の休日倶楽部パスで北海道へ その5

上川盆地は雨でしたが塩狩峠を越えて和寒ではときおり日がさしていました。
和寒から乗車した「サロベツ」の自由席はほぼ満席、名寄に着いたときは雲が広がっていていまにも降り出しそうな様子。
次の訪問地北国博物館までは歩いても10数分のようですが、タクシーを使いました。
1109079537 宗谷本線車窓からも見える名寄本線跡に59601を先頭にしたキマロキ編成が展示されています。
この59601は新製後1年ほどして名寄に来てから廃車まで50年間を過ごしたまさにヌシというべき機関車、廃車は蒸機全廃前でしたがゆかりの機関車として保管されていました。
除雪車、D51ともども良好な状態で保存されています。
撮影中に雨がポツリポツリと降り出しました。

1109079605 館内にはキマロキのHO模型、名寄機関区のN模型が展示されています。
今はがらんとしている名寄駅構内ですが、宗谷本線から名寄本線、深名線が分岐する要衝の機関区の活気ある様子がしのばれます。





1109071577 受付でブックレットとパンフレットを購入、共に500円也。
ブックレット「キマロキ」は保存会の国鉄OBの現役当時やキマロキ保存にあたった方々の文集。
ロータリーのかま焚きは機関車と違い常に運転中なので石炭も水も消費が早かったこと、雪質は場所によって全く違うことなど、現場の貴重な証言集です。
キマロキ見学は博物館に入館しなくても可能ですが、これから訪問される方はできればこのブックレットも手にとっていただきたいと思いました。
1109079615 駅に戻る途中で宗谷北線運輸営業所前のD51337動輪モニュメントに立ち寄りました。
この場所は旧名寄機関区、駅の向かいでホームまでは100mほどですが地下道などはなく、ぐるりと回らなくてはならなく、駅まで歩いて10分ほどかかりました。
名寄からは上り「サロベツ」に乗車、降雪期対策なのか、下りもそうでしたが名寄では数分停車します。
かつての優等列車も主要駅では停車時間は長めでその間乗客は駅弁など買い求めたのです。
1109079632_2 長山を通過してところで行きの車窓で確認した北旭川貨物駅の入換機を撮影、オレンジ色は苫小牧開発から来たD5603、空色はDD13初期形の生き残りDD1340、柱の影になってしまいましたが一つ目タイプ(シールトビーム2灯に改造済)です。
旭川でスーパーカムイ→快速エアポートに乗換え、新千歳空港へ。

1109079649 今回は久しぶりにエアDoを使いましたが、予約便が機材到着遅れで25分の遅発、空港内の食堂で時間をつぶしました。
最近こんなのが出来てました。札幌市電M100?のレプリカ、2/3ほどのサイズで運転台、客室、台車も一応それらしく作られています。
メジャーで計ってみるとレール幅は850mm、車内幅は1650mmでした、花巻の馬面電車はこれより細かったのか・・・
続きます。

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