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2011年9月28日 (水)

大人の休日倶楽部パスで北海道へ その9

1109109822新得駅前からタクシーで旧新内駅跡のエコトロッコへ、その前に町役場前の9600動輪と旧線沿い新得スキー場入り口のD5195を訪問。







1109109846 廃線跡がサイクリングロードになっている例は多いですが、この狩勝峠旧線は遊歩道になっています。
鉄橋などの鉄道遺構も多く、新得駅の観光案内所にあったパンフレットにも記載されていました。
よく整備されているようで天気も良かったので時間があれば歩いてみたかったところです。


1109109891 狩勝峠旧線の新内駅跡には59672を先頭にナハネ20+ナロネ21+ナロネ22が保存されています。
かつてはSLホテルとして使われていたもので、ホテル廃業後は荒れていたのを近年整備され、20系車内も公開されています。
駅構内にはエンドレスの線路が敷かれ軌道自転車(エコトロッコ)の走行が楽しめます。

1109109847 乗り場の横には小さなターンテーブル、乗車するのは「上茶路2号」のプレートが付いています。
その名のとおり旧白糠線上茶路駅跡にあったもの、同線廃線後ここと同じように軌道自転車に乗れる施設があったのですがそれも廃止され、駅跡にかなり長い間残されていたのを今年7月に譲渡されたものとか。
整備したてのセミ新車です。

1109109900 乗車コースは1周400mほどのエンドレスを2周、途中には信号機、踏み切りもあり、2周目に入る分岐ではタブレットの受け渡しをするなど、なかなか鉄な心をくすぐる仕掛けがある楽しい施設です。

1109109854 客車の見学は有料です、1両目のナハネは寝台を取り払った展示室になっています。
狩勝峠旧線や狩勝実験線の珍しい写真なども多く、流されているビデオでは狩勝トンネル入り口に設置された煙を滞留させるための遮蔽幕が作動する場面なども流されています。
2両目のナロネ21では狩勝峠旧線の写真展が行われていました。
おなじみの三品さんの大俯瞰などの作品を現地で拝見するのはまた格別です。

1109109861 3両目のナロネ22は2段式のプルマン寝台と一人用個室ルーメットがついた20系の豪華車両。
昔東京駅で「あさかぜ」や「さくら」についていた個室を覗き込んだことを思い出しました。
今から見るとかなり狭苦しい個室で、写真は撮ったものの超広角12mmでも苦しくなんだか良く分からない絵にしかならなかったのでここでは掲載しません。

1109109960 予約しておいたタクシーで新得駅に戻り帯広へ。
ここでもレンタサイクルで駅から1kmほどの「とてっぽ通り」に保存されている十勝鉄道4号機+コハ23を訪問。
案内看板を見るまで知らなかったのですが「とてっぽ」とは十勝鉄道の愛称だったとのこと、脇にはイラスト入りの思い出の小道の看板もあり、かつて大平原を走った小さな汽車が親しまれていた様子が伝わってきます。

1109109993 帯広駅は高架化され、改札口は宮崎駅同様、高架下にホームごとに分かれています。
駅弁を購入してホームに上がると朱一色の復元塗装車がいました。







1109109996 「スーパーおおぞら12号」の指定席に収まって駅弁の画像を撮っておこうとコンパクトデジカメをかばんから出そうとしたら・・・見つかりません。
どこかに置き忘れてしまったようです。
デジ一眼のレンズ交換をしたときに一旦出してしまい忘れたのか、まるで記憶がありません。
とりあえずデジ一眼で撮影、帯広名物の豚どんですが、発熱体を使ってあつあつをいただけるというもの。
ただこの手のお弁当で注意しないといけないのは臭い、発熱当初は蒸気が勢い良く出て、けっこう匂ったりします。
お弁当は肉も柔らかく美味しかったのですが、カメラを無くして意気消沈していたのでどうも印象が・・・

新千歳からの飛行機は今度はスカイマーク、どうせ遅れるだろうとカウンターで聞いたら定時出発予定、羽田での到着スポットも前回のエアDoよりも近いところでした。
でもまぁ1000円程度の差ならエアDoのほうがいいかな・・・

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