大人の休日倶楽部パスで北海道2往復 その2
気になるのは雪の様子、洞爺のあたりでもけっこう積もっていて、訪問予定の豊浦のD51953も雪の中かな、と気になりました。
伊達紋別あたりから雪は少なくなり、東室蘭では屋根の上にはほとんどない状態でした。
北斗星を東室蘭で下車。
側線にはこんなのが停まっていました。
711系は今や室蘭本線苫小牧以東が主な働き場所のようです。
室蘭駅が大変貌したとは聞いていましたが、あの広い構内が島式ホーム1本になってしまっていたのには何とも言えぬ感慨が・・・
駅舎もコンパクトながら個性的なデザイン、売店も入っており「母恋めし」なる駅弁らしきものが売られていたのですが、荷物になるからとここは見送りました。
室蘭駅から徒歩5分ほどの青少年科学館に保存されているD51560を訪問、上屋付きで雪の少ない地域なので大丈夫だろうと思っていましたが、ご覧のとおりすっきりした姿を見られました。
上屋付きでも雪捨て場になっていた例もあったのでちょっと心配していました。
保存会が定期的に手を入れているということで、良好な状態でした。
科学館の名前とおり館内には未来の輸送システムなるコーナーが。
下にはリニアモーターカー、ケース内には名古屋の東山っぽいモノレールの模型が展示されていますが、モノレールの下には化石やらダチョウの卵やらが置かれ、上には船の模型が並んでいます。
次の目的地は御崎駅の先の鐵原コークス工場のS-205、列車移動だと時間に余裕がないので、科学館前にタクシー営業所があったのでそれで行くことに。
運転手さんから「お仕事ですか?」との問いに「汽車の保存車見にきたんです」と正直に答えました。
すると「室蘭駅の旧駅行きましたか?」
旧駅舎が保存されていることはうかつにも知りませんでした、すぐ近くですよ、との話なので寄り道してもらいました。
観光案内所として使われていますが、運転手さんに「中見て行かれては?」と勧められたのに時間がなかったので外観だけ写して引き返しました。
傍らにはギア付きのスポーク車輪、「機関車用車輪」と案内板にありC57の写真も掲載されていますが、これは誤解を招きそうですね。
しかしスポーク動輪とは何が使っていたのでしょうかね?
鐵原コークス工場のはずれに保存されているS-205を撮影、タクシーの運転手さんは「機関車見たいといえば入れてくれるだろう。」とそのまま車を工場内に進めてしまいそうな勢いでしたが外からで大丈夫、と入り口近くでタクシーを降りました。
続きます。
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コメント
イケイケなタクシーの運転手さんな様で、笑っちゃいました。
投稿: 琥珀 | 2012年1月31日 (火) 00時25分
目的をきちんと告げると気をきかしてくれる運転手さんいますね、線路跡の道を走ってくれた運転手さんもいました。
投稿: TADA | 2012年1月31日 (火) 21時22分