大人の休日倶楽部パスで北海道2往復 その7
サッポロビール園から10分ほど歩いて苗穂へ、ホームに出たらDD51が振り子気動車2両引いてやってきました。
千歳線の各駅停車で長都へ、徒歩10分ほどのキリンビール千歳工場のD511052を訪問、北海道にも多数保存されているD51ですが船底テンダはこの1両だけです。
上屋があるので雪には邪魔されないものの回りは除雪されていないので受付のお姉さんから「機関車の前の方は雪で近づけないかもしれませんよ」と言われましたが雪にもぐりなからなんとか撮れました。
まだ昼を回ったばかりの時間ですが、ここから3日前と同じコースで帰路につきます。
長都駅に戻ったらDF200のタンカー列車が通過してゆきました。
北海道はだいぶDD51も減ったようですが、他の地域のDD51は何で置き換えてゆくのでしょうね。
南千歳のホーム売店でお弁当を売っていたので購入、サーモン寿司700円也。
元は苫小牧の駅弁ですがこの掛け紙は懐かしいですね、C57、D51がばんばん走っていたころからのもの、当時は同じような絵柄のシシャモチップ寿司もありました。
右下の原材料シールに 「鮭、鱈」とあったのでおや?と思い帰宅してから検索したら白身は鮭ではなく鱈だったのですね、何度も食べているお弁当ですが初めて知りました。
午前中は晴れだったのですが、天気予報とおり、列車に乗る頃から雪がちらつきはじめました。
一日遅かったらササラ電車も動いたのだろうな、と思いつつまた来年の課題となってしまいました。
さすがに3日前に通過したばかりの車窓は新鮮味もなくだらだらと車内の時間を過ごしました。
車販のコーヒーはJR北海道の専用のもの、イラストの蒸機はダイヤモンドスタックに鐘と7100風ですが、カウキャッチャーはなく軸配置の0-3-0です。
函館の接続時間も、もう市電はいいやと構内の売店など覗いて時間つぶし、駅弁売店で鰊みがき弁当を購入840円也。
これも古くからある駅弁ですが、見かけが地味なので連絡船が行き来していたころは買わず仕舞でした。
でもこの歳になるとこういうお弁当はうれしいですね、鰊は身が厚く食べ応えがあり、大ぶりの数の子もしょっぱすぎずご飯のおかずにちょうど良い味、付け合せのワカメの食感も楽しいです。
販売している構内食堂もやっている「みかど」は撤退のニュースも伝え聞いていたので、売店のおばちゃんに聞いてみたら「会社の名前はかわるけれどお弁当は続けます」とのことでした。
| 固定リンク
コメント
みかどの駅弁美味しいですよね~。ボリュームも値段も納得できるものばかりで
いつも迷ってしまいます。
他に北海道の保存蒸機で船底テンダーが残るのは神威古潭の
C57形201号機ぐらいでしょうか?
投稿: 水の丘 | 2012年2月11日 (土) 17時08分
水の丘さん
船底テンダはもう1両苗穂にいますよ。みかどは駅弁撤退というわけではないようなので、一安心です。
投稿: TADA | 2012年2月11日 (土) 21時40分