18きっぷでいろいろあって片上鉄道へ
小浜線に18きっぷで出かけたのは火曜の夜、往き帰りとも「ながら」利用で木曜日早朝に東京着、だったのですが翌日の金曜日発「ながら」が予想に反して取れてしまったのでまた出かけました。
目的地は片上鉄道保存会、月一度の運転日は第1日曜日なので行けませんが、前日に準備をしているところは見られるかと時刻表、保存会公式サイトの交通案内など検討したらなんとか「ながら」往復で行けるのでこの機会とばかりに。
それで18きっぷを一日分浮かすために新宿を22時すぎの小田急に乗ったのですが・・・
秦野を過ぎて山間部を走行中ドン!という衝撃が、車内にいた数人の人たちもあれ?という顔、やがて減速感が伝わってきて自動放送が「急停車します、ご注意ください」と。
最後はガックンと停まる非常制動、車掌さんが「異常振動があったので緊急停止しました」との放送。
「ながら」への接続は30分ほどあるので大丈夫だろうと思っていたのですが、そのまま時間はじりじりと過ぎてゆきます。
やがて放送で「野生のシカと接触しましたが、機器を点検したところ走行に支障はないのでまもなく運転再開します」とのこと。
北海道や紀勢線あたりではシカにぶつかることはままあるらしいのですが、まさか首都圏の小田急で遭遇するとは思いませんでした。
結局現場に8分ほど停車して小田原にもその分遅れて到着、この後の電車も遅れたので「ながら」は小田急の接続待ちをしました。
社線でも対応するんですね、まぁ「ながら」のスジに余裕があるからなのでしょうが。
途中駅で長時間停車するので大垣には定時着、米原からは新快速で、平日は乗り継いでいっても上郡で足止めくってしまい、岡山11:36着になってしまい岡山発11:22のバスに間に合わず、次は13:32になってしまいます。
土休日ダイヤだと相生ですぐ岡山行きに接続して10:39着、これができるので片上訪問を決めたのですが・・・
新快速車内でうつらうつらしていたら加古川を過ぎたあたりでまたガックンという衝撃、「異常を感知したため緊急停止ました」という放送、連続してこんなのに遭遇したのはさすがに初めてです。
そのうち動くだろうとまた寝てしまったのですが20分以上経ってもその気配なし、車掌さんの放送も時折はいるのですが原因調査中だけで、どうやら他の列車のトラブルではなく乗っているやつになにか問題が起こったようです。
隣の席の人は携帯で接続列車を調べている様子、その向こうの女性2人連れはプリントアウトした予定表を見ています。
こういうときはネットの接続案内だけではこの先の予定もつかみにくかろうと思いますが、18きっぷで出歩く人でも時刻表持ち歩いているのはもはや少数派なのかも。
相生での接続はもう無理だな、せめて姫路まで行ってくれれば新幹線使ってなんとかなるかと時刻表を出して検討はじめたころにやっとまもなく運転再開の放送。
小田急は山の中で深夜だったので影響なかったでしょうが、上下線とも停まっていたので走り始めてから通過する踏み切りは車の列、警報機鳴りっぱなしで情報も入らないのでドライバーの皆さんは列車内でカンズメになっている人よりイライラしていたでしょうね。
姫路には25分遅れで到着、播州赤穂行きだったのですが到着直前に姫路打ち切りとの案内が入り、接続は駅の案内放送に注意くださいと。
時刻は9:30、平日ダイヤとほとんど変わらない時間になってしまいました。
9:39発の播州赤穂行きは定時で出るというのでこれで相生まで、この電車に接続するのは上郡行きで岡山行きは相生で30分待ちになります。
相生で一旦改札を出てみどりの窓口で岡山までの新幹線乗車券と自由席特急券を購入、有人改札は接続の案内を求める人でごったがえしていました、なかには声高に怒りの声をあげるオバサンも・・・18きっぷだけで乗り継いでゆくと岡山着は1時間遅れるし、その先もどうなるか分からないから困るのは分かるけど、大勢が案内を求めているところで一人だけ騒いでもどうしようもなかろうと思うのですがねぇ・・・
相生~岡山で新幹線を使ったおかげで岡山10:59着、バスターミナルの端で岡山電軌の電車が駅前電停に発着するのをしばらく撮影、昨年10月に登場したMOMO2もやってきました。
無事予定のバスに乗り込み1時間ほどのローカルバスを楽しんでタクシー案内所のある周匝で降りたのですが、予期せぬことはまだありました。
続きます。
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