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2012年5月26日 (土)

ためたマイルで九州へ その3

志布志から次の目的地鹿屋へはかつての大隅線をトレースするバスに乗るのですが、志布志駅前にはバスは来なくて、ネットで調べたところ「志布志」バス停は駅から徒歩数分とのとこ。
列車が着いてからバスの発車まで20分、あわただしく保存車の撮影を終えバス停まで移動、やっていた鹿屋行きのバスは乗客0でした。
1204250801 ときおり車窓に大隅線廃線跡も見て、鹿屋の市街地に入ろうかというところで見かけたバス停のベンチ。
なんでしょうね、これは。まるで耳なし法一ではないですか。







1204257956 鹿屋バス停は街の中心部、旧駅跡の大隅線記念館はそこから2kmほど離れています。
接続のバスがなかったのでタクシーで移動、記念館には係員さんも詰めていてキハ20の室内もカギを開けていただけました。
戻るときもタクシーを使ったのですが、車内には電子マネー端末があって、なんとSuicaも使えるではないですか。
九州のこんなところでも使えるとは驚きでした、運転手さんは交通系のカードは持っていてもコンビニくらいしか使うときがないとぼやいていましたが。
鹿屋のバスターミナルに戻り、都城行きの時間を確認したら・・・
なんと事前にネットで調べていた時刻が変更されていました。
「鹿屋 バス」で検索して出てきた時刻表のページだったのですが、公式ではなく個人作成だったようで、その場にいた案内係の方から九州バスネットで調べないとダメだよと言われてしまいました。
変更になった時刻を確認すると30分ほど鹿屋で待つことになりますが、その後の行程は大きく変わらないで安心したのですが、ここでの30分が無かったらとあとで痛感することに。
1204257998 次の訪問地は志布志線今町駅跡に保存されているC1264。
鹿屋からのバスはシラス台地を登り降りしてやがて志布志線廃線跡と平行して進みます。
このあたりから雲行きが怪しくなってきて、現地に着いたときは本降り、次のバスまでの時間をつぶすにもお店はクリーニング屋さんと酒屋さんだけ、公園の東屋で意気もあがらない時間を過ごしました。
ところでこのC12、現役末期に山野線用として小樽築港からはるばる移動してきたもの、フロントデッキにはスノープロウ昇降用のエアーシリンダが装備されていいます。
志布志線には全く縁のない機関車ですが、末永く大切にしてほしいものです。
1204258037 当初の予定では都城で少々時間があったので、駅から200mほどのところに保存動輪があるというので見に行くつもりだったのですが、時刻が変わっていて接続時間は5分、まぁ駅前に着くのだから余裕だろうと思っていたらバスは駅前に入らす反対方向に曲がり国道を越えたバスターミナルへ。
降りて駅に向う途中の信号もなかなか変わらず、息せき切って窓口できっぷを買い改札から一番離れた5番線の吉都線列車に乗車、ホームに着いたときはすでにベルが鳴っていました。
1204258040 小林で降りて最後の目的地、C58277を訪問、ここも雨が強く、駅から2kmほどなのでタクシーを利用、街外れの高台の公園は登り口が分かりにくくタクシー利用は正解でした。
先に志布志で撮影した112号機ともども2両の門デフ機は1973年夏に撮影しています。
吉都線には縁のなかった機関車でC5557がなんで選ばれなかったのだとは思うものの、かつて出会った機関車との再会はうれしいものです。
帰路は時間があったので雨の中駅まで歩き、またタクシーを呼んで小林ICへ、ここから高速バスで鹿児島空港へ、昼は食べ損なってしまったので空港ではうな丼をいただいて帰ってきました。


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