博多駅 はかた・び
昨年3月の九州新幹線全通にあわせ新たな駅ビルとして誕生したJR博多シティには東急ハンズが入っています。
正面入り口のすぐ横の一等地には小さなコーナーですが鉄道旅をテーマにした「はかた・び」となっており、旅行用品、大型鉄道模型(誰が買うんだという1番ゲージのライブスチームなど、価格は7ケタ)JR九州グッズなどが並んでいます。
手前のヘッドマークも売り物で152460円という妙に刻んだプライスカードが付いていました。
今や熊本だけでなく九州を代表するキャラクターの感もあるくまもんもいました。何気に足元にはカットレールも。
くまもんにはプライスカードはありませんでした。
「はかた・び」にはごく小規模な本のコーナーもあります。
次の画像は1枚目画像とほぼ同位置の左から2つ目の窓を原寸で切り取ったものですが
裏返しの「か」の字の向こうの棚、幅は30cmほど3段で扱っている本は全部合わせても20点も無かったかと思います。
ドーンデザイン研究所のデザイン画集、水戸岡先生の著書、JR九州石井元会長の九州特急物語や中井精也氏の写真集、JR九州の列車を紹介するものなど、列車に揺られる旅に出てみようかと思わせる本のラインナップです。
文庫は3点「時刻表2万キロ」これは定番中の定番ですね。
もう1点は「第一阿房列車」やはり百閒先生です。「鹿児島阿房列車」も収録されており九州鉄道紀行には外せない一編です。
そしてもう1点は「乗りたい!知りたい!新幹線」著者は恵知仁さん。2007年刊行の「もっと知りたい!新幹線」に九州新幹線や「はやぶさ」など最新情報を加筆して昨年文庫化したものです。
新幹線に関するいろいろな豆知識的な話を分かりやすく、時にマニアックにまとめています。読み終えると新幹線に乗りたくなる本です。
鉄道紀行文学の双璧、百閒先生と宮脇先生の代表作と本書が並んでいるのを見つけたときは、本当に叫び声をあげそうになりました。
さすがに店内の写真を撮るのはご法度ですので棚の画像はありませんが、今から思えば売り場責任者の方に著者の知人ですと申し出てお願いすればよかったかな。
鉄な方々は博多駅で乗り継ぎなどでちょっと時間があるときは覗いてみてはいかがでしょう。ライブスチームの値段を見るだけでも話のタネになるかと。
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コメント
私がその光景に出会ったら、まず、救心を買いに行かねばなりません(笑)
穴があったら入りたいぐらいですけど、とてもありがたい話ですね。
お教え下さり、ありがとうございます!
モチベーションが高まりますね♪
今度また、いろいろとお話を聞かせて下さい!
投稿: 恵 知仁 | 2012年11月 5日 (月) 03時39分
恵さん
救心とはまた古!(失礼)小さな書籍コーナーですが並んでいた本はみななるほど、と思わせる良書ばかりでしたよ。
投稿: TADA | 2012年11月 5日 (月) 19時53分