新刊MOOK2点
書店に寄ってみたらイカロスの路面電車MOOK2013年版が出ていました。
すっかり年鑑として定着したのでしょうか、今年は路面電車の新車もなく、目だった出来事も無かったかと思いますが、なかなか面白そうな記事もありました。
昨年版までは各事業者の車両紹介は形式ごとだったのですが、今回は全車両写真付きとなりました。
これは集めるの大変だったろうなぁ、ほとんど走らない車両もあるし、私が全車撮っているのは豊橋くらいじゃないかな、都電ですら怪しいです。
ところで巻末には路線図が掲載されていますが、これは2011年版から掲載されています。
それが前々回取り上げた本の巻末のものとよ~く似ているんですね。
路面電車の路線は単純なものが多いから、似ているのも当然といえますが停留所の表現などここまで似ているか?と思ってしまいます。
もちろんこのMOOKはマトモな内容ですから、分岐方向が逆などということはありません。
マトモでないほうの本はコピーがバレないように逆にしたのか、という勘繰りすらしてしまいます。
もう一点、これも書店に並んだばかりかと思いますが、「終末車輛」笠倉出版社刊のMOOK。
保存車を扱った書籍も昨今何点も出ていますが、これは食堂、宿泊施設などとして使われている鉄道車輌、バスを取り上げた、他にはない切り口のものです。
国鉄バスの廃駅跡のルポは千葉県という東京からすぐのところですが、全く知らなかった場所でした。
鹿島臨海のページでは私も写真を数点協力させていただきました。
既刊の保存車本とはちょっと違った面白さがありますので、見かけたら手にとってご覧いただければと思います。
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