マスコンの毛糸カバー
このBlogに来た方の検索ワードで鉄道落語が上位に来ていました。
Googleでも鉄道落語といれると1ページ目に出てきてちょっと驚いています。
ということで鉄道落語に関するネタで。
本にも収録され昨日も演じられた古今亭駒次さんの「都電物語」のフリにマスコンハンドルの毛糸のカバーの話が出てきます。
都電の運転士さんのあのカバーに対する疑問、皆さんお持ちだったようで、以前Webの都電好きな方のオフ会で都電運転士OBの方にお話を聞くということをやりまして、そのとき冒頭に出た質問があれはつけないといけないものですか?でした。お答えはカバーはかけてはいけないもので、やっている人はいなかった、でした。
でもたしかに見かけましたよね、毛糸のカバー。
最近では直接制御器を多数使っている岡山でも長崎でもカバーは見かけませんでした。
画像は1980年の広島、撮影が8月なので季節的なものもあるかもしれませんが、これも手袋だけですね。
マスコンカバーとともに当時運転士さんの持ち物でよく見かけたのは小さい座布団。
都電はワンマン化まで5500以外は椅子はなかったのですが、国鉄、私鉄問わず折り返しのときにこれも手作りっぽいのを小脇に抱えている方いましたよね。
その後バケットシートの普及で座布団敷くと逆に尻が落ち着かなくなるので、これは廃れたのではないでしょうか。
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