交通新書「鉄道落語」
ここで本の紹介を何度かしていますが、交通新書を取り上げることが多いような・・・
以前も書きましたが、このレーベルはタイトルだけで買うとがっかりすることもあるのですが、中にはよくぞ出してくれた、というものもあります。
さて2月の新刊の「鉄道落語」タイトルそのままの本です。
東西お二方づつの鉄道をネタにした新作落語、というこれはもう奇書と言っていいのではないでしょうか。
実際演じるのを見るのと活字で読むのとでは話の伝わり方が全く異なるでしょうが、それにしてもこの話高座でかけて受けたの?と心配してしまうような鉄向けのお話ばかりです。
鐵道ファンでない方向けと落語に詳しくない方向け両方に注釈もぎっしりなのがまた笑えるところです。
しかし本書でトリを勤める桂梅團治師匠はバリバリの「撮り鉄」なんですね、自費出版の写真集も出したというくらいで、webでも一部の作品が見られますが、蒸機写真のお手本といっていいくらいの腕前です。
C62ニセコも通われで、最終日はオーバークロスのところから足滑らせて大怪我されたとか・・・絶対当時どこかですれ違ってますな。
ところで師匠「かいもん」は大分通りませんぜ・・・
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コメント
TADAさん
上野に落語協会の事務局がありまして、2階が黒門亭という寄席になってます。
その黒門亭に、4月20日<土>15:00~、小ゑん師、駒次さんが出演されますよ。
鉄道落語出版記念落語会だそうです。もうお一人の出演者は、
三陸鉄道車内で「かっぽれ」を披露した、三遊亭時松さんです。
http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Events/Kuromontei/
もう
投稿: 坂下国郎 | 2013年4月 6日 (土) 21時13分
おぉぉ、これはぜひ行って見ます。
投稿: TADA | 2013年4月 6日 (土) 21時28分