18きっぷで新潟へ その2
安田民俗資料館から磐越道に沿って1kmほど歩いて安田ICそばの新潟交通バスの新保停留所へ、ここから五泉行きのバスに乗車。
安田ICに新潟~五泉・村松の高速バス停があるのは以前から知っていたので、これで一旦新潟に戻ることも考えていたのですが、バス停位置を検索できる便利なサイトを知って五泉行きの路線バスが使えることを見つけました。
今はネットで全国のバス路線が簡単に調べられますが、路線図や停留所の場所などの記載は会社によりまちまちで、どこを走っているのか分からない場合もままあります。
特に自治体の運行するコミュニティバスは地元の人しか使わないだろうという前提なのか、路線図も停留所名を連ねた表だけころも多くヨソ者にはわけがわかりません。
GoogleやYahooの地図にも停留所名は記載されていないので、上記のサイトはまさにかゆいところに手が届くようなものです。ただしバス路線は改廃も激しいのでこれだけに頼らないことも大事かと。
バスは五泉駅行きですが、村松行きのバスが出る五泉高校前で下車、すぐに接続のバスはありましたが、モハ41を見るために1本遅らせました。
モハ41は相変わらず良好な状態でした。
前回訪問した2008年は村松行きのバスは蒲原鉄道バスだったのですが、この間に蒲鉄バスは高速バス以外の路線から撤退し、五泉市営のコミュニティバス(運行は新潟交通)に変わっていました。
鉄道路線の廃止は大きなニュースになりますが、バス会社の撤退はあまり話題になりません。昨年井笠鉄道が会社解散のニュースがありましたが、他にも四国のコトサンもバス事業から撤退していました。
村松から加茂に向うバスの便も朝夕だけになっており、冬鳥越まではタクシーで移動、途中の城址公園に保存されているモハ11に寄り道、こちらはその後も手は入れられていないようです。
後で気が付いたのですが、この近くの郷土資料館には蒲原鉄道に関する展示品があったので、時間に余裕があったのだからそこによればよかったと今さらながら思っています。
村松では全くなかった雪が、途中の大蒲原あたりではかなり残っており、冬鳥越のスキー場も営業中でした。
木造車モハ1は手入れが始まるところなのか足場が組まれていました。
ED1も村松の目立たぬところに保存されていたころにくらべ、きれいになっていました。
ところで新潟県というとスキーの本場であちこちにスキー場があるような印象ですが、県央にあるスキー場はここだけだそうで、新潟市から一番近いスキー場とか。
ここから今度は加茂市営バスで加茂駅へ、長岡で乗り継いで越後中里へ。
越後中里ではスキーシーズンのみ開いている東口から出て目の前のゲレンデへ。
旧形客車を使った無料休憩所も営業中なので車内を見てまわりました。
こちらも前回訪問は2008年ですが、この間撤去という話もあったとのことですが、手入れをして継続して使われることになり、屋根のベンチレーター撤去、張り替え、室内整備が行われました。
1号車スハフ42 2067の室内。
椅子は撤去され中央通路の板敷きで内装はニス塗りになっています。
車内の整備具合は各車まちまちで、2号車スハ43 2166はニス塗りの座席仕様。
これは何号車だったかな?
お座敷車と案内されている車両で通路はなし、窓下に肘掛が残っています。
こんなふうにぐっと明るい内装になった車両もいます。
駅に戻ると下り貨物列車がEH200に引かれて通過してゆきました。
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