コミック雑誌2点
右は昨日発売の「鉄ちゃんコミック」創刊号、左は10日発売のビッグコミックオリジナルゴジラ増刊号から花輪和一先生の扉絵。
この扉絵だけでこの増刊号は買い!です。
通ぶってEF5861じゃない、などというのはヤボ、花輪先生のC62好きっぷりが現れた精緻な絵を楽しみましょう。
さて鉄ちゃんコミックですが、「さんてつ」の吉本浩二氏も描いているので、これは三鉄全線復旧版かなと思ったら、2Pの黒部峡谷鉄道のルポマンガでした。
他のマンガ家さんは・・・すみません絵を描いている方は知らない人ばかりでした、若手を集めたのでしょうね。
以下少々辛口。
年季の入った作者ばかりのビッグコミック増刊と比べては酷なのですが、テーマとかジャンルを抜きにしてマンガとしての完成度はいまひとつ、どうも読みにくいのです。
ジャンプ系の格闘技マンガが読みにくいのとはまた違った読みにくさの作品がいくつかありました。具体的にいうとコマの継ぎが円滑でないところがあり、引っかかってしまうのですね。
これは編集者の力量の問題ではないかと勝手に思っています。
プロカメラマンによる鉄道写真入門講座というコーナーもありますが、プロならばこんなの誌面に出すなよ、という写真が作例に使われていて・・・
Webの紹介記事によると、鉄道ファンだけでなく、なんとなくTVの鉄道番組を見ている人たちにも楽しめる雑誌を目指しているそうです。
隔月刊ですが、果たして読者をどれだけつかめるのやら・・・
少なくとも鉄道ピクトリアルの読者層には被らないでしょうなぁ。
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コメント
補足、読みにくいと感じたのは巻頭と2本目の2作、この写真はないだろはパンタ串刺しの形式写真となにをいまさらの逆機の大井川。
投稿: TADA | 2014年7月17日 (木) 23時05分