北陸新幹線乗りつぶし その3
翌日はまずは朝方の福鉄高床車を狙って市役所前から越前武生行き急行に乗車。
ところが案外開けている場所がなくて、昨年撮影した三十八社は通過で、西鯖江まで来てしまいました。
越前武生方にすこし歩くと居りよく旧色に戻ったモハ203がやってきました。
こんな看板を見つけたのでつい撮影。
北陸のメーカーかと思ったらネットで検索したら和歌山でした。
武生駅前の観光案内所でレンタサイクル借りて、南越線旧村国駅付近に個人で保存されているモハ161-1を訪問。
住宅地のなかにぬっと電車が顔を出しています。
前の道路は南越線の廃線跡です。
村国駅にはこんなのが待合室に使われていました。1977年3月20日撮影。
北府(現在の北府駅とは別の駅)~村国の日野川橋梁は人道橋として使われています。
日野川に沿って自転車飛ばして福武線の橋梁へ、福井に向かうドイツ電車レトラムを狙います。
待っていたら学生のころからお世話になっている名古屋のHさんがいらっしゃいました。
「自転車で来ている人がいたから地元の鉄かと思ったよ」と。
鉄の世界は狭いです。
武生で自転車返してJRで福井へ、さすがJRは早くてレトラムが福井駅前に到着するところを撮影できました。
ここから短区間ですが田原町までレトラムに乗車。
乗降はアテンダントさんがいるドア一箇所で、手動でステップの上げ下ろしをしています。
昨年は故障で運休が多発し、私が訪問したときも田原町で寝ていました。
今年はほぼ順調に走っていたようですが、時折運休もあったようです。
何かと勝手が違う外国産電車で保守も大変でしょうが、福井の名物として定着していってほしいものです。
レトラムがお昼休みの間に花堂駅から1kmほどの下馬中央公園のモハ161-2を訪問、村国の片割れです。
この車、市内線用の小型車を連接化して鉄道線に転用したもので、村国の車体に連接台車が残っています。
こちらは保存にあたってボギー車、両運転台に復元されていますが、復元された運転台は簡易なものでした。
今年修復工事が行われ、ピカピカになっていました。この後車内公開イベントも行われ盛況だったそうです。
午後のレトラムを撮影して福井駅へ。
駅弁「ままごっつぉ」を購入、1050円也。
「しっとり和の食 うれしい幕の内」と掛け紙にありますが、その通りの高級幕の内、なにより野菜の煮物が大きくてゴロゴロ感がたまらないです。
白飯のほか左下に笹寿司が入っているのがなんだか得した気分になりました。
金沢から新幹線で宇奈月黒部温泉へ、これで北陸新幹線も完乗。
地鉄の新黒部から宇奈月温泉へ。
これも新黒部駅前のED8同様、新幹線開業のタイアップでしょうか、ED11と客車が駅前の小高いところに保存されました。
こんなものもありました。記念撮影用の大型模型。
車両区の職員さんの手作りでしょうか、実車の雰囲気をよく再現していて、このまま博物館に展示してもおかしくない出来かと思いました。
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