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2017年3月

2017年3月31日 (金)

インバウンドなめてた

18きっぷでどこ行こうか考えて、近場ですが下吉田に引退した元パノラマエクスプレスアルプスのフジサン特急が保存されたのでこれを見にゆくことにしました。
天気は雨の予報だったので沿線の撮影はあきらめて、元JR東海371系の富士山ビュー特急に乗ることにしたのですが、学生の春休みとはいえ平日なので余裕だろうと事前に指定席の予約はしませんでした。
大月の窓口で指定席を買おうとしたら売り切れとのお返事、自由席車を見ると発車10分前で2割ほどの埋まり具合でした。
ところが特急が着いたら続々と乗り換え客がやってきます。それも大きなスーツケースを持った外人さんばかり。
乗り換え窓口、改札は発券に手間取り発車は少々遅れ、座席は全部埋まって通路は立っている人でいっぱい、英語、スペイン語?、中国語、韓国語が飛び交っていました。
楽しみにしていた車内販売も混雑のために中止でした。
1703311503 終点河口湖では元小田急RSEの2代目フジサン特急と並びました。
河口湖駅内の軽食コーナーで昼食にしましたが、ここも外人観光客ばかりで、日本語会話は聞こえてきませんでした。







1703311537 河口湖から下吉田に戻る途中、富士山駅(どうもこの名前はピンときません、旧富士吉田ですね)の検車区の仮台車を車窓から撮影。
右の車輪に注目、古典的な松葉スポークです。







1703311552 下吉田に保存されたクロ2001、車内は公開されていません。
この車両の設置で、以前から保存されていた貨車3両の手前にフェンスができて近づくことができなくなっていました。







1703311571 駅舎を挟んで反対側はブルートレインテラス、定休日は月曜で、開館日のはずが雨のためかお休み。
部品取り用で長く富士吉田に留置されていたクモハ169-27の運転台が湘南色に戻されて展示に加わりました。






1703311575 駅に掲示されていたポスター。
なんとこの春から通学定期を値下げするそうです。
ローカル鉄道にとって最大の顧客の通学生も昨今は減る一方、その対策として思い切った手を打ってきたものです。
利用者がどれだけ増えるか経過を見守りたいです。




1703311584 下吉田の構内踏み切りは未だに健在な電鈴式、チンチンチンとアナログな音色を楽しめます。

帰りは各駅停車でしたが、外人観光客もそこそこ乗っていました。
大月駅到着前の車掌さんの乗り換え案内はなんと肉声で英語でもアナウンスされました。
普通列車でこの対応、富士急の本気を感じました。

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2017年3月22日 (水)

新型登場

Img_3991m 都電荒川線梶原電停そばの和菓子舗「明美」の名物都電もなか、先日久しぶりに買ってきましたが、なんと7700がこちらでもデビューしていました。
8900もブルーの8903が加わっています。
10両の車庫入りでは、7000/7500赤帯、7000青帯、8500、9001、8800、8900、7700の7種(8800、8900、7700が2コ)なので、これが現在のラインナップのようです。

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2017年3月21日 (火)

写真展「昭和30年代の鉄道」

Webのリンクでお世話になっている田島さんのご紹介で、秋葉原の田島ルーフィングショールームEladで本日から開催の鶴田裕氏の写真展に行ってきました。
K0050132m 昭和30年代初頭からのカラーという驚きの写真展です。
本日から23日は西日本、24、27、28日は東日本と展示が変わります。
画像に見えるキロハ、クロハの2等帯の青、名古屋機関区の赤ナンバーのC59など、話では知っていたものの、実際の色を見るのは実に鮮烈な印象でした。
京都、大阪などの路面電車も多く、後半は都電も登場するとのことです。

田島さんの「昭和40年代の鉄道」のモノクロ作品、後方に見える蒸機列車最後の日のC57135も展示されています。

開催期間が短いのですが、秋葉原駅から昭和通りを渡ってすぐと行きやすい立地なので、ぜひ皆様足を運んでいただきたいすばらしい内容の写真展です。

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2017年3月18日 (土)

横浜市電保存館連続講座

昨年オープンしたしでんほーるでの連続講座の4回目は、久良岐公園の市電1156号の修復、整備をされている齋藤さんの「横浜市電を伝えていく―久良岐公園〈1156号〉の保存活動―」 でした。
Img_3987m 修復、再塗装はプロの手によるものでしたが、電車をきれいにしようとおじさんたちが集まって協力されてゆく様子、これはぜひなんらかの形で伝えてゆきたいと思いました。
最後に「公園の市電の時代にも意味がある」この一言、単なる置物ではなく、その土地の歴史、文化を語り継ぐ存在としての鉄道保存車という視点は広く共有してゆきたいものです。





0905120031 2009年5月の様子。ナンバーの1が欠落しています。修復工事で1も復元されましたが、この1は何と昨年講演をお願いした元市電の車掌さん、河嶋さんが個人で保管されていたものと、本日のお話で明かされました。






Img_3989m 帰りがけに県庁近くの横浜都市発展記念館に寄ってミュージアムショップでこんなものを購入。
市電方向幕、行先板のマスキングテープ、粘着力が弱いのでセロテープ代わりには使えないようですが、さて何に使いましょうか。
ここだけの販売品で、今のところ通販や市電保存館では扱っていません。

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キハ223の屋根

浦和美園駅から徒歩10分ほどの「電車の病院」ほしあい眼科、正面には流鉄電車のお顔が二つ、駐車場にはEF66のお顔、そして茨城交通キハ223が待合室として使われています。
Img_3945m そのキハの屋根上を2階から。
この場所は手術待合室で、一般の方は入れません。

















Img_3946m 待合室のテーブルは那珂湊からほしあい眼科までの輸送ルート地図、写真をプリントした特製品。

ということで白内障の手術を受けてきました。
術後の経過も良好ですが、眼がなれるまでもうしばらくかかりそうです。
評判とおり星合先生は名医で、手術もあっという間に終了。
埼玉、東京北部で眼科検診を考えている方、お勧めです。

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2017年3月 8日 (水)

18きっぷでたいやき食べ収め

18きっぷのシーズンとなりましたが、今回もいろいろ用事があって遠出は出来ず、果たして5日分使い切れるかもわかりませんがとりあえず購入。先は1日目銚子へ行ってきた。
1703041412 成東で途中下車、駅前の動輪を撮影。
千葉なのでてっきり8620のものと思っていましたが、メジャーで計ったら約1500mm、C11クラス?
刻印はいくつか見えましたが、形式番号は確認できませんでした。





1703041425 成東駅から徒歩10分ほどの山武市歴史民俗資料館へ。ここにはC58217の煙室扉と焚戸口が正面入口に展示されています。
後ろにちらりと見える茅葺屋根の家は「野菊の墓」の伊藤左千夫の生家、資料館内の展示もそれに関するものがほとんどで、鉄道ものはありませんでした。



1703041426成東駅へ戻る途中の東金線踏み切りの看板。
東金線にはこの電車来ませんが。








1703043904次ぎは旭駅から徒歩5分ほどの近年整備されたC58217を訪問。
金網の中で立入りはできないので状態はよさそうです。








1703041453 銚子電鉄に乗り換えて2駅、観音で下車。今回の目的のたいやきを購入。
1976年「およげ!たいやきくん」にあやかり電鉄直営でオープン、売り上げに貢献してきましたが、3月末で閉店と公式ページでアナウンスされました。
犬吠駅内で再開予定とも書かれていますが、ホーム脇の風景はあとわずか。
この日もお客さんは次々やってきてそこそこ繁盛しているように見えたのですが・・・

1703041466 仲ノ町の車庫に寄ったら市川の現代産業科学館から戻ってきたデキがグレーのままで集電器を外して留置されていました。
当分はこの姿でしょうか?

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2017年3月 1日 (水)

北総レール倶楽部のCD

柏と八王子にあった模型店、北総レール倶楽部が社長里見氏の死去で突然閉店してから早や4年、鮮明な画像をUPしていたWebも消滅してしまいました。
そのWebは地方私鉄、路面電車も多く、ほかではお目にかかれないような珍しい車両もあり、消滅は残念としか言えません。
柏のお店にも何度か行き、Nゲージ車両や中古本などを仕入れてきました。
Img068m お店で販売していたフォトCD、「消え去った日本の車両ライブラリー」と題されたシリーズ、1が東北私鉄、2が都電、以下名鉄、身延線と予告されていましたが、果たして3以降は出たのでしょうか?
買ったものの封も切らずどこに保管していたのかも分からなくなっていたのですが、部屋の片付けをしていて発見、PCで見てみました。
Webと同じ体裁でWebにはUPされていなかったと思われる画像が次々と出てきました。

常々Web、Blogなどのネット上の情報の存続について考えていますが、CDなりDVDに落として配布、保管というのもひとつの方法かと今回思いました。
今ならばクラウドに上げるのも良いかもしれません。

北総レール倶楽部Webはその一部はインターネットアーカイブスに残っています
ただし画像の多くは失われています。
幸い都電CDのサンプルページは画像も生きています。

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