箱根のオリエント急行
世の中がバブルで浮かれていた1988年、ヨーロッパからオリエント急行がまるまる日本にやってきて、全国各地を走りました。
そのときの1両がその後再来日して箱根のラリック美術館に収まっています。
通常だと入館料に車内見るために別途料金がかかり、合わせるとけっこうな金額になるので二の足を踏んでいました。
この秋は企画展で入館料のみで車内も見られると軌楽庵さんから教えていただき、出かけてきました。実はこういうところにオヤジ一人で行くものなんだな、と嫁さんを誘ったのですが乗り気でなく、美術館といってもどうせ鉄道からみの催しなのだろうと看破されてしまいました。
紅葉の盛りにはまだちょっと早いものの箱根湯本からの登山電車は平日なのに超満員、強羅まで立ちっぱなしでした。
強羅に着くと側線にモニがいました。
強羅からバスで30分ほど、仙石の美術館に到着。
ちょうど団体さんが出たところでゆっくりと見学できました。
車内には各所にラリックのガラス装飾があり、まさに走る美術館でした。
午後から天気が悪くなり、時折雨もぱらついて露出は厳しくなるばかり。
とりあえず宮ノ下でこの日1本だけでていた旧形3連を80‰勾配票を入れて撮影。
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コメント
私も企画展で訪れたのですが、何か以前とは雰囲気が違うなと思いました。以前の訪問(いわゆる通常期)では窓のカーテンが降り、天井の白熱灯照明で車内がオレンジ色で溢れていたのですが、今回は窓のカーテンも上がって外の明かりが差し込み、車内はまるで蛍光灯色でした。
ということで通常期の雰囲気も味わってみてください。(奥様に御同行願って・・・。)
投稿: | 2017年11月17日 (金) 19時01分
失礼しました。先ほどのコメントは私です。
投稿: senrobata | 2017年11月17日 (金) 19時06分
senrobataさん
私も車内入って照明の色はいささか違和感感じました。LEDかなとも思いました。
当日は箱根ロープウェイが火山性ガス濃度が上がったため運休になり、迂回の乗客もいてバスも満員だったので、嫁さんと一緒だったら不平たらたらだっと思います。
投稿: TADA | 2017年11月17日 (金) 21時57分