炭鉱と鉄道館から鶴居村へはタクシー利用、運転手さんは若い方でしたが簡易軌道が走っていたことや、釧路の博物館で企画展があったのもご存知でした。
「簡易軌道ってわざわざ簡易と付いていますが軌道と違うんですか。」などと問われたのでさらっと解説しました。
鶴居村の保存車は知らなかったとのことで、車を降りてスマホで撮影されて「興味あるお客さんいたらお連れしますよ。」
阿寒周辺の保存車めぐりには阿寒観光ハイヤーさん利用しましょう。
時間はたっぷりあるので運転手さんお薦めのホテルTAITOで昼食、入浴。
つるつるのお湯でぽかぽかになって、帰路の釧路行きのバスでは眠りこけていました。
根室行きはキハ54単行ですが、おおぞらからの乗り換えも多く釧路を出るときには座席の8割ほどが埋まる乗り、東釧路からも学生さんが乗ってきてデッキもいっぱい、平坦線とあってかなり飛ばしてゆきます。
茶内で下車、無人駅でかつての駅務室は展示室になっており、町営軌道のものもあるのですが時間外で閉まっていました。
浜中町はモンキーパンチ氏の出身地で入口にはルパン3世の等身大POP。
茶内駅から10分ほどのパークゴルフ場(北海道各地にあるミニゴルフ場)脇の浜中町営軌道の機関車を訪問、かつては自走客車も保存されていたのですが、老朽化で解体、ここでも台車だけ残っていました。
茶内から根室に向かう列車はさすがにがらがらでした。
途中で警笛が鳴ってやがて停車、運転士さんからアナウンスがあり「シカと接触したためしばらく停車します」
以前小田急でシカにぶつかったときは衝撃がありましたが今回はなかったので大事にはならなかったようで、現場に6分ほど止まって運転再開。
根室には定時着。
車両はルパン3世ラッピング車でした。
続きます。
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