おと休パスを使った北海道保存車訪問、2日目。
保存車訪問などという一般的でない旅行でなくとも北海道内を回るのはレンタカーがもはや常識なのでしょう。
観光施設のWebページのアクセスを見ても車で○分、という記載しかない場合がままあります。実際バスもなくて公共交通では訪問不可能というところも多いのですが・・・
今回も鉄道とバス、補完的にタクシーで回ってきました、その旅程メモを。
札幌23:34 夜行バス 釧路5:17着 8:50発 釧路空港9:35着 10:00発 丹頂の里10:17着 タクシーで鶴居村へ 鶴居中学校発14:46 釧路着15:51 16:17発根室本線 茶内17:33着 20:22発 根室21:42着
フリーパスを持っているのに釧路~根室しか鉄道を使っていません。
丹頂の里から鶴居への移動はバスでも可能だったのですが、鶴居での時間が20分ほどしかとれず、車両保存のほか郷土館の簡易軌道の展示も見たかったのでタクシーをおごりました。

釧路駅前に夜行バスは定時着、夏至の後で緯度が高く東に位置するこの時期の日の出は3時台、5時すぎでは太陽は高く上っていました。
まずは駅前の動輪を撮影。

駅から5分ほどの幸町公園のC58106を訪問。
イベントで汽笛吹鳴も行われるなど手入れがされて状態のよい機関車です。

釧路市内のもう一両の保存車、釧路製作所の8722、工場敷地内なので見学時間を事前に問い合わせたところ8時には工場は開いているというので予定を変更して訪問。
8722のお守りをされているOさんにもお会いできました。
始業時間で職員さんたちがラジオ体操をしていました。

次の目的地は雄別鉄道のC1165が保存されている丹頂の里裏手の炭鉱・鉄道館。
ここへ行くバスは釧路駅からも出ているのですが、釧路空港に出れば1時間早く現地に着けるので飛行機に乗るわけでもないのに空港へ。
空港から阿寒へのバスは乗客4人、空港にいた観光客は団体用バス、レンタカーに流れてしまっているのでしょう。
炭鉱・鉄道館は少々分かりにくい場所でした、看板はあってもそこからが遠いのは北海道ならではなのかも。

雄別鉄道には唯一の私鉄のC56、1001号もいましたが保存されたのは国鉄譲渡機のC1165号、奇しくも63・64・65・66と連番で4両現存しています。
かつてはオハ62も保存されていたのですが状態劣化で解体、TR11だけ残っていました。
台車が転がっている先にもレールは延びていてなにやら汽車を模った遊具と軌道自転車が簡易トラスの鉄橋上にいました。

その先にもレールは続いていて、急カーブ、かなりの勾配で上っています。
どんずまりにはこんな模擬坑道、中に雄別炭鉱の人車と鉱車がいました。
こいつの存在は全く知らなかったので大もうけした気分でした。
帰宅して友の会リストを見たらちゃんと記載されていました。
続きます。
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