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2018年7月 8日 (日)

最初と最後はバテロコで、北海道保存車めぐり その5

奥行で次のバスまで30分ほど、あまり余裕はないのですが、簡易軌道の保存車が見当たりません。旧奥行臼構内に入ったら撮影している兄ちゃんがいたので、簡易軌道車両の場所を聞いたのですがご存知なし、困ったなと思いつつ駅前の道をちょっと進むとオレンジ色の自走客車が見えました。
1806279772 左側の建物は簡易軌道の駅舎だったとか、奥にはターンテーブル跡もあります。
このあたりから雨が激しくなり傘をさして撮影。
奥行バス停に戻ったものの待合所とバス停が離れていて、待合所にいると乗り損なう危険があったので雨の中じっと待ちました。
やってきたバスは根室発中標津空港行きで高速路線にも使うような大型バスでした。
標津線当時から本数は少なく、代替バスも平日6便土休日はわずか3便で、乗ってきた7:03の次は9:33、何もなさそうな奥行で待つのは辛いなと思っていたのですが、空港行きバスが奥行に停まるのを発見、空港以外での乗降制限も無い様なので中標津まで利用しました。乗り込んで見ると乗客は3人、途中で通学生が数人乗って高校前で数人下車、中標津ターミナルから3人乗ってきただけ、空港シャトルバスも安泰とは言えないようです。
1806279776 空港行きバスは次の訪問地C11209のいる丸山公園そばの中標津役場前にも停るので好都合、広大な公園の一角にある郷土資料館前に2ツ目C11がいました。
この機関車、現役時代は後部も2ツ目だったのですが、保存にあたって1ツ目に戻されています。
撮影を終えて時刻は8:30、郷土資料館は9時開館なのでどうしようか迷っていると職員さんが出勤してきて、時間前ですがどうぞ、と招き入れていただけました。
1806279788 館内には標津線関連の展示品、簡易軌道や軍関係の引込み線も記載された地図はなかなかの見ものでした。
郷土資料館から中標津駅跡のバスターミナルまで徒歩15分ほど、バスターミナル内にも展示室があったのですが現在は閉鎖、窓からのぞいてみたらがらんどうでした。
1806279805 中標津から知床の羅臼行きに乗車、これもがらがらでしたが、町内の停留所を2つ過ぎたあたりで無線が入って、中標津ターミナルで乗り遅れたお客さんがタクシーで追いかけているので待つように、との指示。
数分待ってご婦人がふうふういって乗り込んできました。
標津に着いたころは雨足も強くなっていました。
昨年郷土資料館前から旧駅跡に移動してきたC11224を訪問、掘り出され整備されたターンテーブル前にいますが、この機関車電動式動態化されています。
運転日は少ないようで次の運転も不明ですが、自力でターンテーブルに乗って、人力で回される様子を見てみたいものです。
1806279823 標津でゆっくり昼食をとって次の訪問地西春別に向かうつもりだったのですが、乗るバスは旧川北駅を経由、標津~川北はたいした距離ではないし、タクシー会社も旧駅そばにあったので川北駅跡のキハ22168を訪問。
近年再塗装が行われきれいになっていましたが、側面のJRロゴがなぜか東日本のような緑色になっていました。
車内はシートはなく、集会場として使われているとのことでした。
1806279852 川北から標津線代替バスで西春別へ、乗ってきたバスはここが終点。
標津からは釧路へ直行するバスもあり、標茶まで行く旧標津線ルートは一日4便、うち1便は土休日運休、乗ってきた西春別止まりも同様で、平日でないとバス利用の保存車めぐりはできません。
西春別には立派な別海鉄道記念館、記念公園があり、サハリン帰りのD51-27、ラッセル車、、車掌車、キハ22が保存されています。
1806279844 鉄道記念館は無料ですが、展示物が多くなかなか見ごたえがありました。
閉館が15時と早いのでこちらを先に見て保存車を一通り撮影、それでも時間は15:30を回ったところ。
標茶行きバスは2時間後、ちょっと行くとコンビニもあるのですが雨の中歩き回るのも辛く、何もない待合所で時間をつぶしていました。
やってきた標茶行きバスは途中で私一人になりました、直前をエゾシカが横断したのにはびっくり、車高が低い乗用車だったらそうとう怖いと思いました。
1806279891
標茶でも50分ほど待ち時間があったので駅前の食堂へ。
ストーブがついていました、寒かったのでラーメンでもと思ったらかつラーメンなるメニューがあったので注文。
とんかつとラーメン、意外と合いました。
続きます。

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