18きっぷのシーズンになり、特に行く先も決めないまま「ながら」の指定をとりました。
冬、春とけがで出歩けなかったので1年ぶりの「ながら」ですが西日本はどこも35度を超える真夏日予想。
海のそばならばすこしは凌ぎやすいだろうと、6月から公開された敦賀のキハ28保存車を見に行くことにしました。そのまま乗り継いでいっても時間が余るので朝のうちは養老鉄道を軽く撮影することにしました。
「ながら」が大垣に着いて以前とは到着番線が変わり、接続列車が8連になっていたのにはちょっと驚きました。

養老鉄道は近鉄ラビットカー、初期高性能車色の編成がいてそれが目当てなのですが、前面行き先板を付けた編成、ラッピング車もいるのでなかなか楽しいです。
揖斐線室駅に停車中の大垣市制100周年ラッピング車、水都と名乗るだけあってさわやかな色合いですが、標識灯と屋根に地の色が残ってしまったのはご愛嬌。
マークのイラストは市長さんでしょうか。

室駅からすぐの複合施設スイトピア館内にはC11155が保存されています。
屋内で定期的に手入れされているので大変きれいです、静態保存のC11では最も状態のよい機関車、いやC11に限らず国内屈指の保存状態と思います。
休館日なので外から眺めただけでした。

朝とはいえもう炎天下、工場街の道を西大垣まで歩きました。
木製改札口に駅員さんが立つ風景がありました。

光線はいまひとつですが、これが撮れたので満足して敦賀へ向かいました。

バスの時間まで20分ほどあったので駅から5分ほどの公園のC58212を訪問。
駅前にはこんなモニュメント。

ここのC58も定期的に手を入れられているようで9年前に訪問してからも格段の劣化はざっと見た限り無いようでした。
この機関車を港に持ってゆくという話もあるとのことですが、塩害を考えるといかがなものでしょうか。

市内の観光スポットを回る循環バスで敦賀港へ、かつての敦賀港駅を復元した鉄道資料館へ。
コンパクトですが欧亜連絡の華やかな歴史をまとめた展示は良かったです。

鉄道資料館の筋向いのレンガ倉庫横にキハ283019が保存されました。
白浜アドベンチャーワールドの屋内で保存されていため状態は良いのですが、目の前が海なので今後はいささか心配です。

レンガ倉庫から徒歩数分の金崎宮バス停横には敦賀港駅のランプ小屋が残っており、往時の庫内の様子を展示しています。
明治期は列車種別によって標識灯の色を変えていたのですね、知りませんでした。

新幹線乗り入れ工事が進む敦賀駅、駅前の9600動輪は今後どうなるのでしょうか。
ちょうどお昼時だったので駅前喫茶店に「冷やしカレー」なる看板があったので食べてみました。
レトルトカレーを冷蔵庫で冷やしたらこんな感じではないかな、というのが感想。
サラサラの辛口インド風カレーでやったら暑くて食欲のないときに良いかもしれません。

保存車をもう一箇所、新疋田のト20000を訪問するつもりだったのですが、シートかかってるしなにより暑いので車窓から撮ったこれでよしとしました。
後は例によって東海道を乗り継いで帰ってきました。
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