18きっぷシーズンのみ運転するムーンライトながらの指定券が取れました。が、どこに行くかこれといったところが思い浮かびません。そこで使えなくなったスルッとKANASAIカードの処理をしてしまうことにしました。
関東ではだいぶ前に使えなくなった交通系プリペイドカードですが、関西のスルッとKANSAIはICカード普及後も使用可能でしたが、今年1月末で基本終了となりました。
その後の扱いは会社ごとに異なり、阪神・阪急グループは新たなプリペードカードを発行、スルKANも自社発行分は改札機で使え、他社発行カードも券売機でも使えます。
近鉄・山陽・京都市などは券売機で使用可能。
京阪・南海・大阪市・神戸市などは券売機も不可。
払い戻し時の対応も、記念カードなど手元に残しておきたくても、近鉄・大阪市などはすべて回収となっています。
手元に残っているカードを探してみると10枚以上ありました。内訳は阪神、近鉄、南海、神戸市、京都市。
阪神、南海は払い戻しで返却、近鉄、京都市、神戸市はどこかで使ってしまうことにしました。
ながらから大垣、米原と乗り継いで大阪へ、先ずは阪神梅田駅へ。
阪神発行カードは一番多くて9枚ありました、うち一枚が記念カードだったので、これだけ戻してほしいとお願いしたところ、前部空になったカードが戻ってきました。
梅田から地下鉄で難波へ、大阪メトロはすでにスルKANを全く使えないのでICカードで入場。

南海のカードは3枚、全部記念カードだったので難波の窓口で手元に残したいと伝えると、それでは郵送で手続きしてくださいと用紙、封筒などを手渡されました。

また地下鉄に乗って未訪問の保存車、幼稚園の大阪市電3044へ。
塀で下半分は見えませんが、公道沿いに設置されていました。
路面電車廃止後各地で保育園、幼稚園、学校などに車体が払い下げられましたが、時を経て老朽化で姿を消しています。
都電は2018年現在、小学校に1両、閉園した幼稚園・保育園跡に2両残っているだけですが、大阪市電は幼稚園・小学校などで4両が現役なのが確認されています。

次は阪堺へ、まだ撮ったことのなかった住吉~神ノ木へ。
神ノ木手前のレンガ造りの陸橋で待っていると折りよく堺トラムがやってきました。

電停にはお正月の住吉電停の臨時対応の案内が掲示されていました。
新装なった天王寺駅前あたりでも撮影するつもりだったのですが、雨がぱらついてきて寒いのであきらめて、さてどうしようかと考えて、京都の嵯峨嵐山の保存車でも見に行くことにしました。

阪急梅田からスルKANで切符を買って特急で桂で下車、嵐山線に乗り換える間に車庫線に初詣のヘッドマークをつけた5300系が出てきました。

阪急の嵐山から外人観光客ばかりの渡月橋を渡って、観光客があるいていない裏道をJR嵯峨嵐山駅へ。
そこでこんな建物を発見、街中で現役の萱葺き屋根を見るとは思いませんでした。

嵯峨嵐山駅前の19世紀ホール入口にゆくと「本日定休日」の看板。
嵯峨野観光鉄道は観光鉄道なので定休日があることを失念していました。
仕方ないので柵の外からD5151を撮影。

18きっぷを使って京都駅に戻るつもりだったのですが、嵐電で移動することにしました。
紫の一色化が進んでいると聞いていたのですが、やってきた嵐山行きは緑とクリームのツートン、旧色がまだ残っているんだと思ったら、江ノ電塗装車でした。
太秦天神川で京都地下鉄に乗換え、スルKANの京都市カードで切符を買って山科へ。
JRに乗り換え帰路につきましたが予定の電車より少々早かったので彦根で下車。

先日閉鎖された近江鉄道ミュージアム跡を見てきました。
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