弘前の駅近くのホテルに泊まって朝の天気予報を見ていたら、最高気温予想は18度、東京は20度と言っています。ニュースの今日の予定では弘南鉄道でラッセル試運転が行われますと流れたのには驚きました。

黒石に着くとすでにラッセルとED333が側線で待機中、カメラを向けているのはTVクルーばかりで総勢15人ほど、一方鉄道ファンらしき人は5人ほどでした。
ラッセル試運転は通常のラッセル運転のスジと同様、弘前に向けて交換駅では下り線にも入線します。
そのため交換駅前後で撮影できるし、電車で追い抜きもできます。

まずは尾上高校前で電車を降りて津軽尾上方のコンクリート橋へ。
ここでカメラの設定をミスしてしまい、ピントをワンショットではなくコンティニアスにしていたのでシャッターが微妙にずれてしまいました。
さらに測光がスポットにずれていたにも気がつかず・・・

狙っていた真横のところでは露出過剰の使えないコマになってしまいました。
このコマもフォトショップでいじくってなんとか見られるレベルになりました。
やはり遅いとはいえ走行撮影では一世代前のミラーレスはデジ一眼にくらべ弱いと痛感しました。

後続の電車は平賀で試運転を抜きます。
ひとつ先の館田の手前で撮影のあと駅に急いで下り線を手旗信号で入線する様子を撮影。

最後は運動公園前へ。
ここのホームにはピッチャーマウンドとバッターボックスが設置?されていました。

ED先頭の黒石への回送は新里に保存されている48640との顔合わせで。
弘前に戻って駅近くの市場の惣菜屋さんの漬け魚丼でお昼、午後からJRで大鰐温泉へ。

大鰐側線ではED222がパンタを上げて準備中、職員さんがラッセルに乗り込みます。
大鰐線は日中1時間に1本とダイヤがスカスカなので弘南線のように電車で追い抜きはありません。
帰りの電車に間に合うように中央弘前周辺で試運転を撮ろうと大鰐線に乗車。

弘南鉄道の元東急7000系は東急時代の吊り手のままの車両もありますが、乗った車両はリンゴをイメージした赤い輪っかになっていました。

天気予報のとおり気温は17度まで上がりましたが、有人窓口、有人改札の中央弘前待合室にはストーブがついていました。
駅舎内には食堂が入っていたと記憶していますが、撤退してギャラリーになっており、地元の学生さんの作品展が行われていました。

車両は変わっても川沿いのこの雰囲気は昔のまま。
駅から少々歩いたところでラッセル試運転を待ったのですが予定時間になっても姿を見せません。
やがて次の電車が少し遅れて到着。
駅で聞いたら試運転は中止とのこと。
仕方ないので市場でリンゴを買って弘前駅に向かいました。
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