なるべく本は増やさないようにしているのですが、今月買ってしまった2冊。
右は笹田さんの「日本の保存車100 感動編」
イカロスから出ている保存車本シリーズの新刊ですが、感動編とは妙なタイトルだなと思いました。
全国の保存車を見て歩き、保存、修復維持作業を行われている笹田さんの保存車についてのコラムが数本掲載されており、それを読むだけでも良いかと思い購入。
各地の見るべき車両について解説されていますが、なぜそこに保存されたか、歴史的な意義など個々のストーリーを紹介されています。えてして保存はされたが放置気味という例が多数ある中で、鉄道車両保存はいかにあるべきかを述べられています。
左は交通新書の新刊「そうだったのか路面電車」出先で読む本がなく、立ち寄った本屋さんでみかけて購入。
目次を見て「都電最盛期は、40系統」とあり、ありがちミスな41系統となっていないので信頼できる内容だろうと思いました。日本の路面電車の歴史概観と現在の情勢、各地の現況を要領よくまとめていますが、入門書としては良いでしょうがトウの立ったオヤジにはちと物足りなかったです。
巻末参考文献に私が最低最悪の路面電車本と評した小川某の著作が並んでいるのがなんとも・・・書名間違えているところも笑わせます。

こちらは図書館で借りてきた酒井順子さんの「地下旅!」
酒井さんは「女子と鉄道」以来鉄道ねたでよく仕事されています。本書は東京の地下鉄駅周辺のルポですが、小田急ロマンスカーが千代田線乗り入れはじめた2日目に乗車と、なかなかマニアックな行動もされています。
西日暮里から舎人ライナーに乗りに行き帰りに荒川線に乗り換えた話しでこんなくだりが。
「舎人ライナーがジェットコースター気分だとしたら、チンチン電車はお猿の電車感覚といえましょう。」
酒井さん、都電ファン、路面電車ファンから怒られますよ。
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