JR四国

2015年12月31日 (木)

2015鉄道の日その4

山陽電鉄のイベントの後、岡山から宇野へ。宿は駅から10分ほどの元和風旅館の素泊まり専門ゲストハウス、なので駅前で食事をと考えていたのですがその手のお店が全く見当たらない・・・
仕方ないのでコンビニで適当に仕入れましたが、連絡船があったころの活気ははるか昔とつくづく感じました。
翌日はすこやかセンターに保存されている琴電760号、元玉野市営モハ103を訪問。
宇野駅から5kmほど、バスはそこそこあるのですがあいにく訪問日は日曜日で早朝便は休日運休、仕方ないので駅前からタクシーで往復しました。
1510253637 運転手さんは年配の方でしたが、電車が保存されていることはご存知なく、このあたり、というところまで行っても見つかりません。犬と散歩している方がいたので場所を教えてもらって到着。
木立があって道から見えにくいところでした。
帰り道、かつての線路跡の川の上を走るところで、運転手さんから高校生のときこの電車(ディーゼル化後?)で通っていたというお話を聞けました。

1510253656 宇野からは列車移動のつもりでしたが、駅に戻ったところで高松行きフェリーがちょうどあったので宇高連絡船以来27年ぶりに瀬戸内海を渡りました。
瀬戸大橋開業後も民間フェリーは2社が24時間運航をしていましたが、高速料金値下げなどで利用者が減って、今では1社だけで10往復、画像に見える国道フェリーはすでに撤退しています。


1510253660 宇野港を出て10分ほどで前方には高松のビルが見えてきました。









1510253664 天気も良く瀬戸大橋を見渡せる気持ちの良い1時間の船旅でした。

乗る前に時間がなくて何も買えず、船内売店も閉まっていたので、自販機の缶コーヒーですき腹をごまかしていました。

1510253666

高松に到着、駅に着くと乗る予定の列車の発車8分前でしたが、ホーム端の連絡船うどんで一杯かき込んで多度津へ。

1510253727 多度津工場へのシャトル列車、今年は新車の8600形量産車を使用。

工場では踏み段を置いて乗降していました。

1510253744 保存車C58333の近くで部品即売をやっており、人が切れません。

1510253765 C58333の後ろには明治のマッチ箱ロ481とD51動輪、この動輪D51とD52の刻印がありました。

1510253732 ワラ1はトキとともに公開エリアから離れたところに留置。

1510253797 資料館展示物、数年前両国の江戸東京博物館でも展示された修学旅行用電車155系の3人掛けシート。

なぜここにあるのか説明は無いのですが、よくぞ残してくれたものです。

1510253784 これはぜひ動かしてほしい、国鉄100年記念のリニアモータカー模型。

シャトル列車で多度津に戻り、特急に乗って岡山で新幹線に乗り換え、新神戸で降りて地下鉄で名谷へ。

1510253926 多度津と名谷のハシゴなんて無茶したなと思いますが、こいつを見たかったので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 5日 (火)

バースデイきっぷで四国保存車めぐりその5

松山から8000系のグリーン車で伊予西条へ。途中の車窓からは見事に雪化粧した石鎚山が見られました。
大糸線から望む日本アルプスにも劣らないようなアルペン的風景は南国四国のイメージとは正反対のものでしたが、石鎚山は西日本一の高峰だと知れば納得です。
1302169678 伊予西条駅に隣接する四国鉄道文化館へ、ここは前回休館日を知らず訪問して悔しい思いをしたところです。
この手の施設は閉館17時というところが多いのですが、ここは19時まで、夕方からでもゆっくりと見学できます。
文化館の向かいには西条出身の「新幹線の父」十河信二記念館があります。



1302169687 館内にはDF501と新幹線21-141のカットボディが展示されています。
両車とも運転台も開放されており、前照灯スイッチを入れれば1分間点灯するという楽しいシカケもあります。
運営団体が同じ日本ナショナルトラストだからでしょうか、長浜の記念館とよく似たつくりの建物ですが、特筆すべきはDFの乗っているレールはそのまま館外に延びており、本線と接続もしています。
施設の拡充計画も発表され、保存車も増やすとのこと、これからも楽しみです。
1302169737 高松に戻り、サンライズ瀬戸で帰京。










1302169747 今回はシングルにしましたが、運よく車端部の平屋の部屋が取れたので、B個室とはいえかなり広い空間でゆっくりと休めました。







1302169757 月の瀬戸大橋があまりにもきれいだったのでダメモトでシャッターを切ってみたら、案外写るものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 4日 (月)

バースデイきっぷで四国保存車めぐりその4

伊予鉄市内線は今回も坊っちゃん列車中心の撮影でした。
1302169519 こんな白煙なびかせて走るシーンも。










1302169549 大手町のお約束のシーン、坊っちゃん列車のダイヤは高浜線との顔合わせはないようです。








1302169612 坊っちゃん列車のダイヤは市役所前付近ですれ違うようなので電停へ。
なんとか松山城をバックに2本の坊っちゃん列車をフレームに収めました。















1302169651 狙っていた絵が撮れたので、松山市駅上の観覧車に乗って見ました。
瀬戸内海まで見渡すなか、市内線電車がゆっくり通過してゆきました。















1302169668ef652119 市内線撮影を終えて、次の目的地へ。
松山駅に行くと構内にEF65が停まっていました。
松山でEF65というのはどうもピンときませんし、ナンバーも2000番台になっていました。





1302169669 到着した宇和海は2000系試作車でした。
1番線は接続するしおかぜ+いしづちが並列停車しています。

続きます。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月17日 (日)

バースデイきっぷで四国保存車めぐり

1万円でJR四国と土佐くろしお鉄道が3日間乗り放題、しかも特急指定席だけでなくグリーン車もという大盤振る舞いきっぷ、また使って保存車を見てきました。
1302158946 空路で高松空港へ、空港脇のこどもの国に琴電65が保存されているのですが、飛行機の窓からも見えるとは思いませんでした。
バスは土日と学校休み期間だけで、空港ターミナルから歩いても30分はかからないようなのですが、後の移動も考えてタクシーを使いました。
驚いたことに園内の日陰に雪が、タクシー運転手さんによると高松市内では降らないけれど空港のあたりは時々降雪があるとのこと。
1302158944 YS-11も保存されています。










1302158995 タクシーで琴電仏生山駅へ、ホームには琴電100周年号が停まっていました。









1302159054 高松に出てJR窓口でバースデイきっぷを購入、構内の連絡船うどんに寄って坂出へ。
レンタサイクルで駅から2kmほどの公園に保存されているC58295を訪問。
重油タンクを載せた土讃線仕様です。





1302159075 続いて丸亀駅から徒歩10分ほどのシュッピングセンターの阪堺175を訪問。
以前は店舗として使われていたようですが、お店は閉店していました。
レールはなぜか3線軌条、電車の状態は良好なので、この後どうなるのか気になるところです。



1302151840 丸亀から一気に宇和島へ。
松山では切り離しのため16分も停車、駅弁売店は閉まっていましたが改札外のコンビニに1コだけ残っていた松山鮨を購入、980円也、ケースのイラストには坊っちゃん列車も登場しています。
桶形容器のちらし寿司でトッピングのほかにも酢飯のなかにも魚が混ぜ込まれています、ちょっと甘めの酢飯が特徴のようです。
トッピングのシメサバの身が厚かったのがサバ好きにはうれしかったです。
続きます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年6月30日 (土)

銚子電鉄の89年のあゆみ展示会

Blog更新をさぼっていましたが、この間のことや富山の続きはおいおいに、っていつになるやら。
1206309598 さて本日は犬吠の地球の丸く見える丘展望館で行われている銚子電鉄の展示会に行って来ました。
銚子に着いて接続時間があったので仲ノ町まで歩いてヤマサ工場脇のアジサイと丸ノ内線塗装の1002をまずは一枚。




1206309600 桃太郎電鉄ラッピングから銀座線塗装へと変更中の1001まだこんな具合でした。








1206309661 今回は銚子一日旅人パスを購入したので展望館へゆくシャトルバスもこのきっぷで乗れました。
シャトルバスは運行当初は一日券500円だけだったのが、犬吠駅~展望館の区間利用200円もできるようになっていたんですね。

展望館2階の展示室には近年のヘッドマークが並べられています。

1206309665 Nゲージの銚子電鉄各駅のミニジオラマやNゲージ車両が展示されていますが、車両は突然の病で不帰の人となった電鉄職員さんが残されたもの、膨大なコレクションはブックケースに入ったままナンバー、パーツなど未取付のものも多いのですが、あえてそのまま展示しているとのこと。



1206309659 運転コーナーも設けられており、この時はEF58の引く青大将が快走していました。
模型運転は土日のみ、車両持ち込みなどは不可です。






1206309657 流し撮りしてみました。










1206309712 銚子駅に戻るとアンパンマントロッコが到着したところ、ホームは大変な人出でした。








「銚電からメッセージ」 銚子電鉄の89年のあゆみ 展示会

6月16日(土)~7月16日(月)

地球の丸く見える丘展望館 2階ホール(入館料が必要となります)

午前9時~午後6時まで

 常備展示物:写真の展示・ヘッドマーク展示・元職員による鉄道コレクション展示など

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年3月30日 (金)

徳島の保存車

徳島港から駅までは市営バスで、駅の手前の徳島公園鷲の門前で下車、徳島城址の公園に保存されている68692を訪問。
1203246419 徳島公園は徳島駅に隣接する徳島運転所の裏手ですが、フェンスもなく、公園の端からこんな写真も撮れます。








1203246424 68692は立派な駅舎形の上屋に収まっていました。
面白いのはとてもハチロクが曲がりきれないような急カーブのレールが前方に続いています。







1203246422 レールはトンネルポータル風の徳島鉄道路線図に突き当たっています。
1992年開業の阿佐海岸鉄道、1985年廃止の小松島港線は載っていますが1972年廃止の鍛冶屋原線は路線図、左下の一覧にも載っていません。






1203246467 駅は公園の目の前ですが、地下道などは無く、駅外れの踏み切り、跨線橋までゆかねばなりません。
途中で見かけた黒ネコさん、垂直に近い石垣を忍者のように駆け上がってゆきました。

1203246494 徳島駅は県庁所在地駅で唯一の非電化地平駅、木造上屋のプラットホームの向こうに車両基地が広がる風景は、かつては各地の主要駅で見られましたが、いまや指折り数えるほどではないでしょうか。
ちなみに68692は画面右隅の奥あたりに展示されています。

駅の売店で駅弁を購入、列車に乗ってからいただくつもりでホームに入ったのですが、

1832380115_81m 駅内に蕎麦屋があったのでメニューを見てみるとラーメンが250円と安い!梅海苔ラーメンにしても30円プラス、お弁当は買ってあるのですが軽くいただくことにしました。
いわゆる徳島ラーメンとはちょっと違ったさっぱり味の細麺、これぞご当地のナルトが2枚、これも鳴門名産のワカメも乗っています。
ところでこのお店、かつて阿波池田駅の駅そばを可能な限り再現した祖谷そばがメインメニューのお店でした。
さすがにそばとラーメン両方は無理なので今回は祖谷そばはあきらめました。
昨年も徳島駅に来ていますが、そのときはこのお店無かったよな、と思い検索したら昨年12月に開店したお店でした。

1203246501 高徳線の列車に乗ってお弁当をいただきました。
徳島牛弁当950円也。

ご飯は炊き込みご飯で肉の量も多く、付け合せは鳴門金時、ニンジン、レンコンがゴロリと。
見た目の華やかさはあまりありませんが、量、味とも満足できる内容ですが、いかんせんラーメンを食べたあとだったので少々苦しかった・・・

1203246508 池谷で鳴門線に乗換え。この線に乗るのは30年ぶり、2回目です。
短い路線ですが途中には「教会前」というまるでバス停のような駅が、教会といってもキリスト教ではなく天理教で、このとき車窓からは確認できませんでしたが、地図を見るとたしかに駅前に天理教教会があります。
次駅は好一対の金比羅前、これらの駅名は私鉄により開業した鳴門線の歴史を示しているようです。

1203246555 鳴門駅裏手、徒歩5分ほどの公園に保存されているC1166を訪問。

この後は鳴門大橋を越えて淡路島経由で帰路につくのですが、鳴門から関西各都市への高速バスはかなりの本数があるものの、淡路島内で乗降できる路線は一日4往復しかありません。
鳴門駅前からも乗れるのですが、時間があったので小鳴門橋たもとの高速バス乗り場まで15分ほど歩きました。

1203246557 小鳴門橋が大きく前方に開けるころ、横を見るとなにやら黄色い小さな車体がゆっくりと坂を下ってゆきます。

これはいったい??

続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)