モニュメント

2018年7月 3日 (火)

最初と最後はバテロコで、北海道保存車めぐり その2

おと休パスを使った北海道保存車訪問、2日目。
保存車訪問などという一般的でない旅行でなくとも北海道内を回るのはレンタカーがもはや常識なのでしょう。
観光施設のWebページのアクセスを見ても車で○分、という記載しかない場合がままあります。実際バスもなくて公共交通では訪問不可能というところも多いのですが・・・
今回も鉄道とバス、補完的にタクシーで回ってきました、その旅程メモを。
札幌23:34 夜行バス 釧路5:17着 8:50発 釧路空港9:35着 10:00発 丹頂の里10:17着 タクシーで鶴居村へ 鶴居中学校発14:46 釧路着15:51 16:17発根室本線 茶内17:33着 20:22発 根室21:42着
フリーパスを持っているのに釧路~根室しか鉄道を使っていません。
丹頂の里から鶴居への移動はバスでも可能だったのですが、鶴居での時間が20分ほどしかとれず、車両保存のほか郷土館の簡易軌道の展示も見たかったのでタクシーをおごりました。
1806269511 釧路駅前に夜行バスは定時着、夏至の後で緯度が高く東に位置するこの時期の日の出は3時台、5時すぎでは太陽は高く上っていました。
まずは駅前の動輪を撮影。
1806269517 駅から5分ほどの幸町公園のC58106を訪問。
イベントで汽笛吹鳴も行われるなど手入れがされて状態のよい機関車です。
1806269549 釧路市内のもう一両の保存車、釧路製作所の8722、工場敷地内なので見学時間を事前に問い合わせたところ8時には工場は開いているというので予定を変更して訪問。
8722のお守りをされているOさんにもお会いできました。
始業時間で職員さんたちがラジオ体操をしていました。
1806269557 次の目的地は雄別鉄道のC1165が保存されている丹頂の里裏手の炭鉱・鉄道館。
ここへ行くバスは釧路駅からも出ているのですが、釧路空港に出れば1時間早く現地に着けるので飛行機に乗るわけでもないのに空港へ。
空港から阿寒へのバスは乗客4人、空港にいた観光客は団体用バス、レンタカーに流れてしまっているのでしょう。
炭鉱・鉄道館は少々分かりにくい場所でした、看板はあってもそこからが遠いのは北海道ならではなのかも。
1806269574 雄別鉄道には唯一の私鉄のC56、1001号もいましたが保存されたのは国鉄譲渡機のC1165号、奇しくも63・64・65・66と連番で4両現存しています。
かつてはオハ62も保存されていたのですが状態劣化で解体、TR11だけ残っていました。
台車が転がっている先にもレールは延びていてなにやら汽車を模った遊具と軌道自転車が簡易トラスの鉄橋上にいました。
1806269586 その先にもレールは続いていて、急カーブ、かなりの勾配で上っています。
どんずまりにはこんな模擬坑道、中に雄別炭鉱の人車と鉱車がいました。
こいつの存在は全く知らなかったので大もうけした気分でした。
帰宅して友の会リストを見たらちゃんと記載されていました。
続きます。

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2018年3月15日 (木)

都立多摩図書館で都電映画会

西国分寺駅そばの都立多摩図書館で都電映画6本が上映されるというので行って来ました。
1803156901 以前交通博物館の映画会で見たことのあるタイトルもありますが、初見が半分以上、期待していましたが、いや~面白かったです。
6本すべてが東京都製作のPRですが、赤字が酷くて廃止します、というスタンスのものはなく、どれもまだまだ多くの都民の足としてがんばって走っています、というメッセージが込められていました。

以下簡単に各作品について

『都電荒川線』  カラー 10分 (1983)

青帯7000、7500の時代、唯一の路線となった荒川線ですが、よくある郷愁をそそる乗り物的な視点でした。
利用者の「ナウなギャル」(本当にこうナレーションされています。)に「都電を好きなタレントや動物に例えると?」という無茶なインタビューは見ていて恥ずかしかったぞ。

『都電物語』  モノクロ 15分 (1965年)

本格的廃止が始まる前、三ノ輪車庫に唯一4人残っていた女性車掌が登場します。この時期まで女性車掌がいたとは全く知りませんでした。

『わが道をゆく-都電32系統ー』  モノクロ 15分 (1970年)

当時運行されていた「はとバス」のコースに組み込まれた貸切電車が紹介されています。
まだまだ各所に路線が残っていたころで、32系統も廃止計画に入っているころですが、そのあたりの描写はありません。
犬のケツの大写しがなんとも・・・

『都電22番線』  モノクロ 15分 (1960年)

交通博物館でも見た作品、当時の山谷の様子も収録されています。

『都電』  モノクロ 10分 (1967年)

全廃決定後の作品、1967年12月の銀座線廃止の様子も見られますが、まだまだ多くの人を運んでいるという視点で語られています。

『都電 その後』  モノクロ 15分 (1969年)

廃車後に各地に引き取られた車両たちの様子、1970年度までで函館、長崎を含め86両が譲渡されましたが、今でも残るのはヒトケタです。その内の2両、新しき村の7022と都下の5011が登場しました。

DVDに落としたものを上映するのかと思ったら16mmフィルムそのまま映写していたのには驚きました。機材のメンテも大変なようです。

多摩図書館では毎月2回の上映会を行っていますが、今回のような東京都製作映画はむしろ少ないようで、来月はエイゼンシュタイン監督の戦艦ポチョムキンだそうです。

1803156905 会場には路面電車関係のお仲間Sさんも見えていたので上映後はお茶して、その後隣接する武蔵国分寺跡公園の中央鉄道学園記念碑を見てきました。

1803156923 西国分寺まで行ったのだから、と一駅乗って工場内の保管車を見てきました。

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2018年3月 7日 (水)

0キロポスト

足の怪我は治ったものの、すっかり出不精になってしまい2月は撮影1コマ、このBlogもネタが無くて放置してしまっています。
1709116271 とりあえず昨年撮影から持って行き場の無いヒトコマを。
南千歳駅ホーム上の石勝線0キロ標、この手のものがホームにあるのは珍しいと思います。
この時は新得駅前に泊まって早朝から十勝平野の保存車を列車とバス移動で4箇所訪問、帯広から南千歳、新函館北斗と乗り換えてその日のうちに帰宅できたのだから全く「新幹線は魔法の杖」です。

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2017年7月 8日 (土)

八戸線の国鉄っぽいもの

国鉄解体、JR発足からもう30年なんですね。久しぶりに久慈から全線乗った八戸線、駅には国鉄時代からのものがいろいろありました。
1706293186 久慈駅で並んだキハ40、これも新型導入が発表されました、左の朱色は国鉄リバイバルカラー、右の盛岡色は地方色では早くてJR化まもなく登場だったと記憶しています。
2両編成で車掌さん乗務、冷房は無く今時貴重な窓を開け放てる列車です。





1706293193 久慈の次、陸中夏井駅は国鉄末期に各地に現れた貨車駅舎。











1706293196 侍浜駅の使われなくなったホームの通票閉塞の安全確認用語「タシカニ」が残る杭。











1706293197 ホーロー駅名票も何駅かで見かけました。




















1706293205 鳥居は全駅うみねこイラストをあしらったものになっていました。
上下線で別ホームの場合はうみねこは進行方向だけに描かれています。









1706293209 2005年まで腕木式信号機が残っていた階上駅では駅舎に向かい合って、信号機とテコが保存されていました。

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2016年10月21日 (金)

信号機

1603267156 これは停止しないと違反になるのかな?

横浜市久良岐公園の市電1156号、明日13~16時で公開です。

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2016年8月13日 (土)

0系健在

1608132333 桜木町駅ホームで採集。
右の丸いのはやはり0系新幹線ですよね。左の蒸気機関車はカウキャッチャーに煙突形状から1号機関車150というより弁慶号7100に見えます。

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2015年11月18日 (水)

ダイヤモンドクロス

神戸電鉄鈴蘭台車庫のイベントの後、指定を取ってある新幹線の時間まで小一時間余裕があったのでどこに寄ろうかと考えて、阪急西宮北口にかつてのダイヤモンドクロスがモニュメントとして設置されているのを思い出しました。
以前はコンコースで展示されていたような記憶もありますが、駅のそばというくらいにしか覚えていなかったので改札で聞いたら職員さんはご存知なし。
西宮球場のホームベースモニュメントならば西宮ガーデンにあるので、そこの案内所で聞けば分かるかも、とのお答え。
改札を出てかつての球場跡にできた大型商業施設へ、ここの受付でもご存知なし、ホームベースは4階屋上に、他に5階に阪急西宮ギャラリーがあり展示があるのでそこで聞いてみてとのこと。
1510043417 屋上ではイベントをやっていて人が多く、それらしきモニュメントは見当たりません。
イベントの受付をやっていた兄ちゃんに聞いたら、それですよとすぐ近くを指差しました。
床にたしかにホームベースが、小さい案内看板もありますが、こんなところじゃ全く目立たないよ。
館内案内パンフレットにはメモリアルポイントとして紹介されているのですが・・・

1510043419 5階のギャラリーの存在は全く知りませんでした。
小規模ながら阪急の戦前のポスター、920形の模型とブレーブスのチャンピオンフラッグ、壁面には年表とブレーブスの野球殿堂入者レリーフなどの展示がありました。




1510043424 中央には1/150の西宮北口駅周辺のジオラマ。
車両は走行しませんが、駅構内、ダイヤモンドクロスなど見ごたえがあります。

ギャラリーの案内係の方はダイヤモンドクロスのこともご存知で、建物の北側の道を挟んだところと教えていただけました。案内パンフレットにもちゃんと記載されていました。











1510043435 北モール中央出口を出て道路を渡った歩道に埋め込まれていました。
この歩道には西宮スタジアムの歴史、埋蔵文化財の説明などの案内もありますが、西宮ガーデンに行く動線とは離れていて、人通りもないような場所でした。














7708080112 1977年の様子を一枚、今津線はまだ920形が健在でした。









1510043445 ついでに新大阪で購入した駅弁を。
焼肉弁当じゅうじゅう亭、何種類か焼肉系のお弁当がありましたが、夕方の新大阪駅は人がいっぱいで、駅弁売店もけっこうな行列でゆっくり選べなかったので、870円と一番手ごろなお値段なのでこれにした次第。
ご飯の量もそこそこあってお値段からみてもお買い得感があるお弁当でした。


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