バックナンバー大人買い
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以前掲載誌コミック@バンチ!の連載2回目を紹介した吉本浩二「さんてつ」が早くも単行本になりました。
2月25日発売の4月号で完結したのですが、3月11日に合わせて出版されたようで、書店に平積みされていました。
未曾有の大災害から立ち上がる鉄道マン、沿線の人々の姿を描いたドキュメントコミック、ぜひ単行本でのまとめ読みをおすすめします。
カバーを外すとつい目から何かが・・・
本編と関係ない感想。
乗車券を1000枚60万円購入した原教授も登場しますが、うちの嫁曰く、マンガのほうがいい男に描いてあるね、と。
著者プロフィールを見てびっくり、母校の後輩でした。山形鉄道の萌えキャライラストを描いた後輩もいました、小さい学校ですが歴史を重ねるといろいろな人が輩出してくるものだなぁ・・・
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久しぶりに月刊コミック誌を買いました、え~とたしか「火の鳥」が連載しているころの「マンガ少年」以来のような・・・
新潮社から出ているコミック@バンチ1月号、この雑誌に先月号から三陸鉄道が震災から立ち上がるドキュメント作品が掲載されています。
前身の週刊コミックのころもオウム事件、北朝鮮拉致事件などを扱ったドキュメント作品を掲載していたので、その流れでしょうか。
第2話はトンネル内で停車した列車の話から。
作者の吉本浩二氏の絵は故青木雄二氏の絵に似ています、青木氏原作の作画作品もありますが、アシさんだったのでしょうか。
重いテーマの作品ゆえにゆるゆるとした線の絵は合っているのかもしれません。
今回は大津波警報が解除された13日に望月社長が沿線を見て、一日も早く列車を動かそうと決意するところで終わっています。
ぜひ単行本で読みたい作品です。
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以前ここでご紹介した週刊モーニング掲載の「カレチ」2巻が出ました。
今回掲載のエピソートで特に印象に残った話は第8話の「マルス」
国鉄時代にはこういう窓口職員さんいましたね、愛想はないけれど素早く発券、代替案も提示、今よりも指定券の競争率が高かった時代にプロの仕事ぶりを見せてくれました。
昨今のみどりの窓口の職員さんは知識不足の方もまま見られます、接客ははるかに良いのですが・・・
相変わらず絵は細かいところまで書き込んでいます。
「つるぎ」の先頭に立つのは米原にいたEF5836、ちゃんと窓の数も表現されています。
ところで表紙の絵、「雷鳥」ならば481系、なのにヒゲがありません。
登場時はたしかにヒゲなしでしたからその時を描いたのか?と思ったらスカートはクリーム、それにタイフォンがライト横というと100番台?
もう1点、今月開館した名古屋のリニア・鉄道館を中心に全国の鉄道博物館を紹介した「国鉄・JR博物館 リニア・鉄道館保存車全ガイド」著者は保存車といえばこの方、白川淳さん。
表紙だけ見ると模型の本と間違えそうです。
私も少々協力しました。
書店で見かけましたらお手にとってご覧いただければ幸いです。
ついでにミスプリなど見つけたらこっそり教えていただけると・・・
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宅配レンタルで2回に分けて全5巻13回を見終わりました。
感想は・・・なんでこれをアニメにしたんだろう??
アニメではヨコミ氏のオーバーアクションが強調されすぎて(実際このようにやっているのかもしれませんが)変人ぶりが原作よりも際立ってしまっています。
ヨコミ氏に反論するキクチさんの台詞も吹き出しではなく耳から入ってくると辛辣さが高まってしまって、見ていてちょっと辛いな、と。
このマンガのアンチもそこそこいるらしいのですが、アニメだけしか見ていなければそれも分かるような気がしました。
とはいうものの、鉄道を描いたアニメでは正確な描写の作品かと思います、マニア的なツッコミ箇所はいくつかありましたが。
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菊池直恵さんの「鉄子の旅」連載が終わって5年になります。
話題にはなったものの断片的にしか読んでいませんでした。酒井順子さんの相互乗り入れ企画と銚子電鉄デハ1002の車内掲載、あとは掲載誌IKKIでなにかのついでに立ち読みした1回(横見氏全駅下車の回)だけ。
横見氏の著作も図書館で借りて読みましたが一日1往復の石北本線の駅を徒歩でつぶすところや留萌本線の海水浴臨時駅を訪ねるところはほうほうと思ったものの、他はどうにも感情移入できず何が面白いのか理解不能でした。
「鉄子の旅」も案内人が横見氏なのでどうも手が伸びなかったのですが、昨年末古本屋で1冊105円コーナーで数巻買ってみたところ印象がコロっと変わりました。
これは横見氏のマンガではなく、あくまでも菊池さんのマンガであると。
勢い乗って後から出たプラス含む全巻と新鉄子も2巻買いそろえてしまいました。
カラー版は話は同じなのでいいかなと思ったのですが、ネット書店で検索してみたら限定版銚子電鉄応援Boxがまだ購入可能・・・すぐに注文してしまいました。
さらにアニメDVDも近所のレンタル店にはなかったのでネットレンタルを申し込み。
先ほどまでアニメ1巻を見ていました。
こちらの感想は・・・CSだけの放送で終わったのは仕方ないな、と。
でもアニメのエンディングに「大いなる旅路」を使うとはやってくれるじゃないか。
あとこのマンガの企画を立ち上げたテツ編集長のサイト、だいぶ前からブックマークに入れてました。多忙なお仕事の傍らあんなにマニアックなサイトを運営しているとは・・・
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本八幡のときわ書房で唐沢なをき先生、ほりのぶゆき先生の新刊発売記念サイン会があるというので出かけてきました。
私も嫁もお二人の作品は大好きで単行本もほとんど買っている(はず)で、この組み合わせのサイン会とは正に夢の企画!
まずはお二方によるトークライブ、オフレコネタばかりでここには書けません。
唐沢先生はねこにゃんを描いていただきました。
後ろの奥様のお顔が切れてしまったよ・・・
ほり先生には「新幹線の陰謀」に登場するメカ車掌を描いていただきました。
ちゃんと横に300系も描かれています。
0系新幹線が昨年引退時に丸顔とか団子鼻とか、そういうイメージで語られていましたが、それよりももっと前に「いかにも善良そうな顔」と表現され、100系を「なにか企んでいる顔」と看破された鉄道漫画史に残る作品だと私は思っております。
本八幡までは京成で行きました、高砂にはこんなんがいました。これ、クリームが赤っぽくないですかね?
青電は高砂の車庫でお昼寝中。
ところで京成は「八幡」なんですね、頭に京成が付いていたのが省略されたのはいつころからなんだろう。小岩もそうでした。
と思ったらこの高砂も京成高砂だったような・・・
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鉄道紀行文学の嚆矢、内田百閒の「阿房列車」が雑誌IKKIで一條裕子により漫画化されていました。
雑誌掲載時にも読んでいましたが、単行本が出たので改めてまとめて読みました。
表紙はコミックらしからぬ地味な装丁、これは初版単行本をイメージしているかもしれません。
父親の蔵書はたしかこんな色でした。
雑誌で最初に読む前は果たしてどうなることやらと心配だったのですが、うまく百閒文学の世界を描き出しています。
鉄道関係の描写も考証がきちんとされており、見開きで描かれる東京駅などの様子は作者の画力が存分に発揮されています。
この漫画によって阿房列車、内田百閒を知った方はぜひ原典も読んでいただきたいと思います。それもできれば原文の旧かな、旧漢字版で。
現在読める新潮文庫、ちくま文庫はいずれも新字、新かなで、読みやすいことは確かで、百閒文学のとっかかりには良いとは思いますが、やはり百閒先生がお召し上がりになるのはウィスキーではなくヰスキイでないと、と思います。
今はもう絶版の旺文社文庫版か全集を図書館で探してみることをお勧めします。
さて漫画版ですが、補足として百閒先生が乗られた列車の編成表も掲載されておりますが、これがどうも?な箇所がありまして。
第一阿房列車で東京駅に向かう中央線の編成は
モハ63+サハ78+モハ63+サハ78 以下繰り返しで7両編成
と表記されていますが、これ違うんじゃないかな。
7連の場合、4+3 MTTM+MTMではないのかな?
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久しぶりにブック・オフに立ち寄ったらこんなマンガ見つけました。
田中久志「かもめ町夕凪便り ちんでん」表紙の絵でどこの電車がモデルかすぐわかりますね?
ポーカーフェイスの電車運転士さんが主人公のほのぼの系マンガです。
初版は2002年、掲載はスーパージャンプ増刊、全く知りませんでした、こんなマンガあるとは。
作者はどうやら鉄道ファンではないようですが、各形式の特徴などきちんと描き分けられています。主人公のセリフで1000型が好き、と語らせていますが元都電だからというわけではなさそうです。
検索したら2巻も注文できるようなので、また銚電モール経由で注文してしまおうかと。(笑
ついでにピクが安かったので買ってしまいましたが、右の2000年1月号はどうもだぶったみたいです。あと写っていませんが遠藤淑子のコミックも1冊、4冊合わせて750円也。
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